松ケンや倉科ら「珍遊記」語る、実写化に監督「すごく難しかった…」。

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俳優の松山ケンイチや倉科カナらが2月18日、都内で行われた映画「珍遊記」の舞台挨拶に登壇した。

この日、MCを務めたのは、本作で脚本を担当したお笑いトリオ・鬼ヶ島のおおかわら。その呼びかけで松山、倉科、溝端淳平、山口雄大監督が登壇、と思ったら……おおかわらが舞台袖にいるある人物に呼びかけ。それは、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓で、なぜか舞台上に登場した。本作に出演する鬼ヶ島のアイアム野田も加わり、にぎやかにスタートした。

松山は「みなさま、こんにちは。一般のお客さんに見て頂く第一回目の会に足を運んで頂きどうもありがとうございます。短い間ですがどうぞ宜しく御願い致します」、倉科は「皆さん、今日は足を運んで頂きありがとうございます。ぜひお楽しみください」、溝端は「今日はこんなに沢山の方に来て頂きありがとうございます。沢山笑って頂ける映画だと思います。こういう舞台挨拶は僕もすごく緊張するし、今日は友達(冗談・鈴木拓)が来てくれているので心強いです。宜しく御願いします」とそれぞれ挨拶した。

山口監督は「こんなに沢山の方に来て頂いてありがとうございます。今回また、漫☆画太郎先生の原作を映画化することになり、悩んで悩んでどうしようかと思っていました。結果、こんなにスターの方に出て頂けてすごく嬉しく思います。凄く楽しんで頂ける作品になっておりますので、1時間半観て全く何も残らない映画なので(笑)。是非楽しんで観て行ってください」と語り、重ねておおかわらも「ビール片手に観て欲しいですよね」と作品の気軽さをアピールした。

続いて質問コーナーへ。松山はオファーがきた時の感想について「もともと原作のファンだったんですけど、映画として成立するか全く想像がつかなくて……でも、画太郎さんのファンですし、山口監督とは以前一度短編『ユメ十夜』(※漫☆画太郎が脚本を担当)でご一緒した事がありましたが、今回長編は初めてで、監督と一緒に面白い世界に行ってみたいなと思って。今回のこの作品はベストだと思ってやりたいと思いました」と、山口監督との再タッグが大きな決めてになったことを明かした。

倉科は、本作で演じる坊主・玄奘として発する過激なセリフの数々や、チャレンジしたことについて聞かれ、「松山さんと対極でいるっていう事を心がけていました。お話がきた時、脚本が面白くて監督とキャストの皆さんとお仕事したくて、ただただそういう想いで出演することにしたら皆さんに大丈夫?って聞かれて(笑)。撮影終わってから自分でもすごくびっくりしています。その時はなんとも感じなかったんです」と、周りの反響がすごかったそうだ。

映画オリジナルキャラクターの龍翔を演じたことについて聞かれた溝端は「自由に山口監督に甘えて、とことんクズの役だったんですが、やり甲斐があって凄く楽しかったです。本当に楽しくてやりきった感じです」と振り返る。

原作を実写映画化した理由について山口監督は「漫☆画太郎作品は、以前も『地獄甲子園』や『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』などもやらせてもらった事がありましたが、『珍遊記』はその中でも一番最難関の作品だったと思っていたので避けていたんです。プロデューサーの方から話しがあってやる事になりました。でも、すごく難しかった……」とのこと。

おおかわらは「最後の闘いのシーンで池の近くで撮影しているシーンがあるんです。そこにカエルがいっぱいいたんですけど、他の人が演じている時は静かなのに、なぜか松山さんが演技始めるとカエルが鳴き始めて、小石とか投げて静かにするって事がありましたね」、続けてさらに「韓国の撮影で倉科さんが現場にいた犬を見て“私、犬好きなんです。どんな犬でも仲良くなれるんです”って言っていたら、そこにいた犬がすごい勢いで吠えてましたね(笑)」と、メインキャスト2人がなぜか生き物に鳴かれてばかりの珍妙な撮影現場だった裏話を披露した。