17日、中国のサッカークラブが豊富な資金力を背景に、驚くほど高額の移籍金で欧州の各クラブから優れた選手を引き抜いている。

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2016年2月17日、中国紙・参考消息(電子版)によると、独紙ディ・ヴェルトは15日、中国の爆買いがサッカーにまで及んでいると指摘した。中国のサッカークラブが豊富な資金力を背景に、驚くほど高額の移籍金で欧州の各クラブから優れた選手を引き抜いている。

ここ数カ月、中国サッカー1部リーグ・スーパーリーグの大手クラブが次々に名プレーヤーを移籍させている。今季冬だけでも移籍金は総額3億ユーロ(約380億円)に達しているが、この勢いはいまだ収まっていない。現在、マンチェスター・シティFCに所属しているヤヤ・トゥーレ(MF)の移籍交渉が進められている。

豊富な資金力の背景にはアリババ創業者のジャック・マー(馬雲)氏やアジア一の大富豪で万達グループ会長の王健林(ワン・ジエンリン)氏などからの経済的支援があるが、それらはサッカーファンとして知られる中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の意向が反映されたものだとみられている。

中国政府は海外から優れた選手を集めることでリーグ全体の底上げを図ろうとしているが、企業側や投資家が資金を投じるのは国内のスポーツ関連市場拡大のための経営上の判断からだとみられる。(翻訳・編集/岡田)