シャープ買収  台湾・鴻海会長が期待示す  「太陽出た」

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(台北 18日 中央社)経営再建中のシャープ買収を目指す鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長(会長)は18日午前、シャープとの交渉について「人事を尽くして天命を待つ」と述べた上で、この日旧正月明けの社内行事を行うと太陽が顔を見せたことに触れ、買収の実現に期待を示した。

郭氏は交渉の進捗に関して、今月末までは対外的な発言や説明はできないとする一方、シャープの幹部が17日までの3日間、台湾で鴻海側と協議を行っていたことを明らかにした。

シャープの経営再建をめぐっては、日本の官民出資の投資ファンド「産業革新機構」も名乗りを上げている。シャープはどちらの案を受け入れるか、今月末までに結論を出す見通し。郭氏は「我々はすでに最大の誠意を示した」と強調している。

また、郭氏は同日午後に日本を訪問すると表明。訪日の目的については、シャープとは別の案件だと説明している。

このほか、シャープ買収に関する報道に関して、内容の99.9%は推測か、意図的に出されたもので、実際の状況とは大きく異なると語った。

(鍾栄峰/編集:杉野浩司)