病気の早期発見のために!専業主婦でも受けられる健康診断を探る

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最近、人間ドックで早期の胃がんを発見できた俳優さんがいましたが、このことでより人間ドックをはじめとした定期的な健康診断の大切さが分かりましたよね。

会社に勤めていれば年に1度定期健康診断が行われますし、自営業者やその妻といった国民健康保険の加入者は、年に1度格安で健康診断を受けることができる案内状が自治体から送られてきます。

けれど、会社員の配偶者で専業主婦の人には、定められた健康診断の機会がなかなかありません…。

しかし、探せば専業主婦でも無料や格安で健康診断を受けることができるチャンスがあるんですよ!ここでは、その例をご紹介いたします!
夫の会社の健康診断を利用する
2008年4月から、企業は40〜74歳の健康保険加入者(扶養家族も含む)に対してメタボリックシンドローム対策を目的とした、基本的な血液検査や尿検査、身体検査を含む「特定健康診査」を実施しなくてはならなくなりました。

そのため大手企業を中心に、40歳未満のうちから従業員とその扶養家族である配偶者向けに、特定健康診査の項目を含む健康診断や人間ドックを無料(または格安)で実施する企業が増えてきました。

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そう、このチャンスを逃す手はありません! うまくいけば、通常4万円くらいする人間ドックを無料で受けることができますよ。詳しくは、会社の健康保険組合(または協会けんぽ、共済組合など)や福利厚生担当部署に問い合わせてみましょう。
パート勤務先の健康診断を受ける
会社による1年に1度の定期健康診断の対象者は、原則として会社の健康保険に加入している従業員。ただし、厚生労働省は、1週間の労働時間が正社員の1/2以上のパート従業員についても定期健康診断の“実施が望ましい”としています。

そのため、会社によっては労働時間に関係なく、パート従業員全員に定期健康診断を実施しているケースがあります。

全パート従業員に定期健康診断をしている会社にパート勤めをしている場合は、1年に1度健康診断を受けることが可能ですよ。
自治体の健康診断を利用する
自治体よっては、乳がん・子宮頸がん・大腸がんなどのがん検診や、歯科検診を無料、あるいは格安で行っています。

よくあるのが、40歳・45歳・50歳・55歳・60歳といった5歳刻みに無料検診を行うケースや、20歳以上・40歳以上といった年齢条件付きで検診を行うケースです。

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通常の定期健康診断ではカバーされないがん検診があるため、利用価値は高いです! 詳しくは、市区町村役場の窓口に問い合わせてみましょう。市区町村の広報やホームページなどにも掲載されていますよ。
治験の健康診断を利用する
治験とは、医薬品や医療機器の製造販売について必要な承認を得るために行う臨床試験のこと。

普通は健康な人や、該当する病気や症状の人に医薬品を投与してその効果などを測定しますが、治験によっては、試験の内容が血液検査や尿検査、身体検査という健康診断の内容と変わらないものがあるのです。

さらに、治験の場合、臨床試験参加者に「負担軽減費」と呼ばれる謝礼が支払われるケースがほとんど。つまり、健康診断と同様の内容の治験に応募すれば、無料で健康診断が受けられるだけでなく、「負担軽減費」という“おこづかい”ももらえるのです!

これは、一石二鳥と言えますよね。こういう健康診断の内容と変わらない治験の募集には、「無料で健康診断が受けられます」という宣伝文句がよく書かれていますよ。

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以上のように、専業主婦でも無料や格安で受けられる健康診断の選択肢はあります。まずは調べてみて、自分が利用できる健康診断を受けるようにしましょうね!

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<プロフィール>

おおいみほ

ファイナンシャルプランナー(AFP)/二級ファイナンシャル・プランニング技能士

銀行にて、預金商品やローン商品、クレジットカード商品のマネジメント業務を経て、現在はウェブサイトなどのマネー関連記事の執筆、個人投資家として活動中。

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