17日、北朝鮮による核実験が中朝国境の火山・白頭山の噴火を誘発しかねないとの研究結果を、韓国の研究チームが明らかにした。写真は白頭山天池。

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2016年2月17日、北朝鮮による核実験が中朝国境の火山・白頭山の噴火を誘発しかねないとの研究結果を、韓国の研究チームが明らかにした。韓国・マネートゥデイなどが伝えた。

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延世大学地球システム学科のホン・テギョン教授は17日、「ネイチャー」の姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した論文の中で、北朝鮮がより規模の大きな核実験を行った場合、白頭山がこれに反応する可能性があるとした。ホン教授のチームは、北朝鮮による過去3回の核実験当時、この影響で発生した地震波形と振動が地殻に加える圧力の推測値を導き出した。その結果、今後マグニチュード7.0クラスの人工地震を引き起こす核実験が行われた場合、白頭山のマグマだまりに大きな圧力が加わり、噴火する可能性が高いことが判明したという。

咸鏡北道豊渓里にある北朝鮮の核実験場から白頭山までは約116キロの距離があるが、研究チームは「中規模以上の地震であれば十分に影響を及ぼし得る距離」としている。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「白頭山が噴火したら、北朝鮮滅亡じゃないか?」
「噴火するのはありがたい。北東の風が吹いてない時にね」
「金正恩(キム・ジョンウン)よ、溶岩が溶け出す前に核実験をやめなさい」
「北朝鮮は結局自ら没落を招いているのか」

「噴火して困るのは北朝鮮と中国。決まった時期以外は北からの風も吹かないから、韓国には火山灰の被害もないだろう。日本には飛んで行くかな?」
「白頭山も富士山も、噴火したらものすごい破壊力があるから、アジアの国は深刻な影響があると聞いたことがあるよ」
「白頭山にも嫌われる北朝鮮の核実験」

「映画の素材になるね」
「むしろ噴火して、核実験に対する自然からの制裁を加えてほしい」
「北朝鮮は、クーデターや経済問題、戦争で滅亡する確率よりも、白頭山の噴火で滅亡する確率の方が高そうだ。噴火しても誰も助けないとなると、再建も難しいだろう」(翻訳・編集/吉金)