14日、中国のインターネット上に、「香港人はいつになったら日本人のように礼儀正しくなるのか」と題する文章が掲載された。写真は香港。

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2016年2月14日、中国のインターネット上に、「香港人はいつになったら日本人のように礼儀正しくなるのか」と題する文章が掲載された。

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文章はまず、「日本人は中国人観光客に礼儀正しいのに、香港人はなぜ中国人を『イナゴ』とののしるのか?」という疑問から出発する。日本人が礼儀正しい理由に「中国人に金を落としてもらいたいからだ」と主張する人がいるが、文章は中国人が香港でも同じように消費していることに触れ、「これでは香港人の態度が悪いことを説明できない」としている。

香港では近年、反中感情が高まりを見せているが、実は香港や台湾では以前から中国人観光客を冷たくあしらう傾向があった。こうした傾向は日本や米国にはまったくないといい、その理由について文章は、「米国人にとって人とは一人ひとりの個人であり、互いが対等であるという絶対的な道理がある」「日本人にとっても中国人は一人ひとりが独立した顧客で、彼らはみんな日本製が好きなのだから、当然、礼儀正しくもてなす。これは職業道徳の範囲。日本人は自分の職業に対するプライドを、政治や歴史よりもずっと重視している」と見ている。

逆に香港人については、「自分たちは香港人であるという意識が職業道徳よりも重要で、人には貴賎があると考え、心のバランスを保つことができていない」と批判する。ただ、「こうした事情を理解するのは難しくない」といい、「『人民』という言葉がすべての人を含むとき、1人の行為が人民を代表することになる。恐ろしいのはこの『人民』が『香港人』や『中国人』といったように分けられていくことで、その中には等級の差が生まれ、潜在的な敵対心を生むことになる」と説明している。

文章は最後に、「中国人がより文明的になれば香港人は中国人を『イナゴ』とののしったりしない。海外で中国人のマナー違反が見られなくなれば、中国人の些細なことがメディアに取り上げられることもなくなる。重要なのは自分自身。よく聞き、よく考え、他人の批判を謙虚に受け止め、道理のない指摘は無視することだ。自分が強くなれば民族が強くなり、民族が強くなれば国が強くなる」とまとめている。(翻訳・編集/北田)