16日、日本最大の化粧品・理美容製品メーカーである資生堂は、中国市場における化粧品の売上が低迷から抜け出せない。

写真拡大

2016年2月16日、日本最大の化粧品・理美容製品メーカーである資生堂は、中国市場における化粧品の売上が低迷から抜け出せない。このほど発表した2015年度の業績予想では、日本市場での売り上げは12.6%増加して7630億5800万円に達し、固定レートで計算すると前年比7.8%増加する見込みという。だが中国市場の売上は前年並みにとどまり、なかでも化粧品事業はURARA、ZA、ピュアマイルドなどのブランドが不調で、通年の売上は同25%減少するとみられる。高級ブランド部門は好調で、資生堂、NARS、クレ・ド・ポーボーテなどのブランドの売り上げは同31%増加の見込みだ。北京商報が伝えた。

資生堂は化粧品事業の不振について、「ミドルエンド市場とローエンド市場で激しい競争に直面しており、これには資生堂グループ自体の管理や経営に関わる問題も含まれている」との見方を示す。資生堂の中華圏の売上は同2%増加し、香港市場では同10%増加する見込みだ。

中国市場の経済の下方圧力の影響により、資生堂の業績はここ数年、大きな圧力を受けている。14年度の中華圏での売上高は1148億円で、固定レートで計算すると同4.8%減少し、日本市場の減少幅3.2%を上回り、中華圏は資生堂の世界市場の中で最も大きな減少幅をみせたエリアとなった。

15年度の営業利益は同77.4%増加して376億6000万円に達し、純利益は232億1000万円に上る見込みだ。資生堂グループは15年度の売上予想をさきに7650億円から7600億円に下方修正した。合併再編やモデル転換に備えるため、資生堂は中国エリアの販売店からの受注を減らし、過剰在庫が生まれないようにしている。現在、中国事業の売上高が占める割合は約17%に上る。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)