▽フットサル日本代表は17日、ウズベキスタンで行われているAFCフットサル選手権の準々決勝でフットサルベトナム代表と対戦し、3-3で前後半が終了。延長戦では互いに1点ずつ得点して4-4となり、PK戦の末に1-2で敗れた。

▽大会3連覇を目指す日本は、4大会連続5度目のワールドカップ出場権を懸けてベトナム戦に臨んだ。GK関口、滝田、吉川、逸見、森岡のセットでスタートした日本は、立ち上がりからボールを保持。1分に許したベトナムの際どいシュートをGK関口の好守で凌ぐと、2分には森岡のフリックから左サイドの吉川がシュートに持ち込む。しかし、これは相手GKにセーブされた。

▽ベトナムの粘りの守備に遭い、なかなかリズムを作れずにいた日本だったが、西谷、仁部屋、酒井、渡邉のセットに入れ替えると、先制に成功する。7分、左サイドで仕掛けた仁部屋が左足でクロスを入れ、これがそのままゴール右上に決まった。

▽先行した日本は、直後に森岡が決定機を数回外していたが、そのエースが追加点を奪いきる。13分、ゴール正面で得たFKを森岡が強烈なシュートで直接ゴールに突き刺した。しかしその直後、吉川が自陣のゴール正面でFKを与えると、チャン・バン・ブーに豪快なシュートで直接決められ、ベトナムに1点を返された。結局、前半は日本の1点リードで終了する。

▽酒井、吉川、逸見、森岡のセットで後半をスタートした日本は、試合をコントロールしながら3点目を奪いにいく。25分あたりに西谷、仁部屋、渡邉を送り出すと、26分に仁部屋のゴールでスコアを3-1とした。

▽その後は2点のリードを保ちながら試合を進めていたが、34分にシンプルな攻撃からザン・ファットにゴールを奪われ、ベトナムに1点差まで詰め寄られる。さらに、残り3分を切ってからベトナムにパワープレーを開始されると、1分19秒にセットプレーの流れからチャン・バン・ブーに再びゴールを奪われ、土壇場で同点に追いつかれた。このまま後半は終了し、5分ハーフの延長戦に突入した。

▽吉川、逸見、仁部屋、森岡の攻撃的なセットで延長戦を迎えた日本は、エースの個人技で勝ち越す。延長1分、左サイド寄りで仁部屋の縦パスを受けた森岡が、巧みな反転から右足での豪快なシュートをゴール右に叩き込んだ。

▽このまま延長後半を迎えた日本は、直後に失点の大ピンチ。延長6分、バックパスを取られてボックス付近で間接FKを与えてしまい、サインプレーからシュートを打たれたが、GK関口が防げなかったボールをゴールライン手前で仁部屋がブロックした。しかし、この直後にベトナムが再びパワープレーに出ると、延長8分にトラン・タイ・フイに同点ゴールを奪われる。日本はまたしてもリードを守り切れず、試合はPK戦に突入した。

▽PK戦は日本が先行。1人目の森岡が蹴ったボールはクロスバーの下を叩き、ゴールラインを割ってゴール前へ跳ね返るが、ゴールが認められずに失敗となる。それでも、続くベトナムの1人目が成功し、日本2人目の逸見も成功すると、PK戦からゴレイロに入ったGK藤原がベトナムの2人目を阻止した。

▽しかし、日本3人目の仁部屋が失敗し、ベトナム3人目が成功してPK戦は終了。PK戦の末に敗れた日本は、大会3連覇の夢が潰えた。敗者復活戦に臨むことになった日本は、18日にキルギスタンと5位〜8位決定戦で対戦。この試合に勝利すれば、19日に行われる5・6位決定戦でワールドカップ出場権の最後の椅子を懸けて戦うことができる。