もう似合わない服を買わない! 服選びで失敗しない選択力を磨く4つのコツ

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服の選び方の正解がわからずに、ムダな服を買ってしまう女子も少なくないみたい。そこで、失敗のない服選びをするコツと買い物の仕方をカラーキュレーター(R)の七江亜紀さんに教えてもらおう。

「まず、いちばんの基本は、自分の体型に似合う服のシルエットをきちんと把握しておくことです。それができないと、繰り返し似合わない服を買ってしまうことになるんです」(同)

体のラインが直線的な人はストレートなシルエットの服が、一方丸みを帯びたボディラインの人は曲線的なシルエットやふわっとしたシルエットが似合うそう。そうすることで、違和感のないバランスが作れるのだとか。自分の体型に合ったアイテムを選ぶように心掛けて。

「いざお店に行ったら、自分に似合う服を正しく見極めるために、次の4つを実践しましょう」(同)
◆1 明るいところで服を選ぶ

暗い店や人工的な照明の店では、服の色が自分に似合っているか見極められないことも。自然光が入る店なら窓の近くの明るい場所に移動すれば、色がわかりやすいので、鏡の前で服を合わせよう。

◆2 試着に時間をかける

服が体のラインに合っているかどうかを確かめるためには、正面からだけでなく、左右や後ろからも念入りに鏡に映して。特に問題がなければOKと判断できる。腕を上げ下ろししたり、歩き回ったりして、少しでも動きづらさを感じたら、サイズが合っていないのでNG。

◆3 店員さんを味方につける

店員さんに積極的に話しかけて親密になれば、自分が欲しい服のデザインや色を伝えると、まだ店頭に出していない新しい服を倉庫から出してくれることもある。

◆4 1アイテムで3コーディネートできるか考える

服を買うときには、手持ちの服と3パターン以上のコーディネートができるか、を決め手に考えよう。コーディネートの幅がないと、ワンパターンな印象になり、だんだん着なくなってしまうから。

せっかく買った服は、できれば長く着続けたいもの。服の選択力を磨いて、買いものの失敗を徹底的に減らそう!

七江亜紀
色のひと(R)・カラーキュレーター(R)。それぞれの色が持つ普遍の魅力を組み合わせ、独自の価値基準で、これからの新しい生活価値を提案する、ライフスタイル・クリエイター。企業やビジネスパーソンを対象とし、ファッション、食、インテリア等ライフスタイル全般のカラーコンサルティング、ブランディングを行う。 「色」を視覚だけに頼らず五感全てを通してイメージできるように、さまざまなものの価値向上を図る。また多くのメディアにて監修、大学や講習会でも講師業を行う。クチコミで広まったサロン「Lustre(ラスタ)」には全国から多くの女性たちが訪れている。2009年の処女作『働く女性のための色とスタイル教室 』(講談社)はロングセラーとなり、衣食住にまつわる色の本『知って役立つ色の事典・TJMOOK』(宝島社)は発売後すぐに完売となる。2015年2月には初の書き下ろし文庫本『色が教えてくれること?人生の悩みの9割は「色」で解決できる』(大和書房)を刊行、現在も重版を重ねている。2016年春には待望の新刊が刊行予定!