17日、韓国ソウルで昨年4月に開かれたセウォル号追悼集会で、韓国国旗を燃やし、道路を不法に占拠した20代の男について、ソウル中央地裁は執行猶予付きの判決を下した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国。

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2016年2月17日、韓国・ニューシスによると、韓国ソウルで昨年4月に開かれたセウォル号追悼集会で、太極旗(韓国国旗)を燃やし、道路を不法に占拠した20代の男について、ソウル中央地裁は執行猶予付きの判決を下した。

ソウル中央地裁は同日、国家冒涜(ぼうとく)罪と一般交通妨害罪で起訴されたキム氏(23)に対し、懲役6カ月執行猶予1年を言い渡した。しかし、議論を呼んでいた「国家冒涜罪」については無罪とした。

地裁は国家冒涜罪について、「キム氏は警察によるデモの弾圧が不当な公権力の行使と考え、パトカーに付いていた太極旗を手に取り、たばこを吸うために持っていたライターで火を付けた」と説明した上で、「自身に対する報道を見て驚いたキム氏が、当時着ていた服を友人に預けた点などを鑑みると、太極旗を燃やしている写真だけで、キム氏に大韓民国を冒涜する目的があったとは言い難い」と述べた。一方、一般交通妨害罪については「キム氏は2度にわたり交通を妨害し、数回にわたるデモ解散命令を無視した。警察の過剰鎮圧に対する抗議だったとしても、大勢の人が集まる中でこのような行動をした責任は決して軽くない」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「今後、国旗を燃やす人が増えてしまいそうだ」
「法的な問題はともかくとして、わざわざ太極旗を燃やした理由は何だ?」

「自由に太極旗を燃やしてもいいということ?一体どこの国の裁判官?」
「気に入らないことがあったら国旗を燃やせと親に教わったのか?」

「セウォル号と太極旗に何の関係がある?執行猶予は納得がいかない」
「情けない判決だ。国旗は国の顔なのに…」
「もしかして裁判官は日本人?」

「表現の自由は守るべき」
「国旗を冒涜?国旗にも人格があるの?」(翻訳・編集/堂本)