15日、今や世界でほぼ韓国だけに残る「数え年」がさまざまな混乱を引き起こす原因になっているとの報道に、韓国のネットユーザーからも同調する意見が多数寄せられている。写真はカレンダー。

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2016年2月15日、韓国・ヘラルド経済は、今や世界でほぼ韓国だけに残る「数え年」が、さまざまな混乱を引き起こす原因になっていると報じた。

数え年の文化は古くは中国に由来し、日本を含む東アジアの国々で使われてきたが、各国の近代化の流れの中でほぼ「満年齢」に置き換えられている。日本では1902年に法律で満年齢の使用が定められ、日常にも定着した。一方、韓国でも62年に法律で満年齢の使用が明記されたのだが、日常生活では数え年の文化が根強く残っている。

しかし記事によると、数え年で頭を悩ませる韓国人は少なくない。例えば、年齢が微妙に異なる新入生たちが顔をそろえる2月の大学オリエンテーション。同学年であっても年齢が上の相手には敬語を使うのが礼儀の韓国では、相手が現役か浪人生か、そして早生まれかどうかまで確認しなければ、気軽に声も掛けられない。こうした大小の混乱が韓国社会のあちこちで繰り返される。

専門家らは韓国で満年齢が定着しない理由として、年齢による序列を重視する韓国ならではの風潮があると指摘する。生まれた時に1歳になり、その後新年を迎えるたびに1つずつ年を重ねる数え年は、常に満年齢より1〜2歳上の年齢を表現することになり、「少しでも年齢を上げて相手よりも上位に立とうとする心理」には便利な年齢なのだ。しかし、こうした硬直した年齢文化が、現代では生産性の低下や人間関係の障害になり得るとして、日常的にも満年齢を使うべきとの声も高まりつつある。

この記事について、韓国のネットユーザーからも「不便だから変えよう」「間違っていることは改善すべき」「年齢で序列を決める未開な文化をなくし、平等な関係を作ろう」「やっぱり韓国は確実に変な国。誰もやらないことを真剣にやり続けてる」など、数え年文化を否定するコメントが数多く寄せられた。

また他には、「なぜ韓国人だけが2歳も年取ってるのか、悔しい」「母親が妊娠してる10カ月も含んで数えているという説もあるよ」「数え年自体の問題ではなく、年齢による序列化と軍隊式の文化が問題」「こういう細かな問題を、一度でも考えたことのある国会議員はいるかな?」などのコメントがあった。(翻訳・編集/吉金)