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日産自動車は17日、タンチョンモーターグループと共同で、同社初となるミャンマーでの車両生産を今年中に開始すると発表した。タンチョングループの既存の施設に車両生産ラインを新設し、小型セダン「サニー」を生産開始した後、新工場へ生産を移管する予定。

新しい生産工場の建設計画はバゴー管区において進んでおり、完成後は約300名の従業員を雇用し、本格稼働時の生産能力は年間1万台となる見込み。2月17日にバゴー管区で式典も行われ、日産とタンチョンの役員やバゴー州政府の関係者らが出席し、同地区の代表者との土地賃借契約を調印した。

現在、現地の従業員へ必要なスキルを提供する取組みの一環として、200名の従業員がマレーシアのタンチョンの工場でトレーニングを受けている。また、日産とタンチョンは既存のヤンゴンのオフィスとディーラーも含むビジネスネットワーク全体の拡充についても協力して取り組んでいくとしている。

日産のミャンマーにおける事業拡大は、同社の新興市場におけるさらなる成長の一環であり、インド、ブラジル、ロシア、ナイジェリアなどの国々での生産もその一部。ミャンマーでは2013年に自動車販売を開始し、現在は「エクストレイル」「アルティマ」「ナヴァラ」「NV350 アーバン」「シビリアン」を販売しており、2016年は現地生産による「サニー」がラインナップに加わることになる。

(木下健児)