16日、台湾の李登輝元総統は、このほど出版した著書の中で「尖閣諸島を台湾のものだと主張する政治家は無知だ」と主張している。写真は李登輝基金会のフェイスブックより。

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2016年2月16日、台湾メディアによると、台湾の李登輝元総統は、このほど出版した著書の中で「尖閣諸島を台湾のものだと主張する政治家は無知だ」と主張している。

李氏は著書「余生:我が人生の旅と台湾民主の道」の中で、「釣魚台(日本名:尖閣諸島)は台湾に属さない。これは疑いようのない事実である」と指摘。現職の呉敦義副総統について、「こういう盲目的に追従して『釣魚隊は台湾の領土だ』と言う人物は、みんな無知で常識のない政治屋だ」と批判している。

また、尖閣諸島が台湾領土であるとの最初の主張は、1972年に現総統の馬英九氏によって提起されたとし、「馬氏の当時の発言は、国連が海洋法条約を公布する準備をしていたことに加え、釣魚台付近の海底に石油があることが分かったからだ」と指摘している。

さらに著書は、日本と台湾は「運命共同体である」とし、中国の台頭は目覚ましいものの「日本以外の国には、アジアの指導者になる資格はない」と主張している。(翻訳・編集/北田)