15日、韓国メディアは韓国人が抱えるストレスの要因について世代別・性別の集団ごとに調査した結果を報じた。写真はソウル。

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2016年2月15日、韓国・ハンギョレ新聞は、韓国人が抱えるストレスの要因について、世代別・性別の集団ごとに調査した結果を報じた。

ソウル大保健大学院のユ・ミョンスン教授は、調査対象を中年(48〜58歳)男女と若者(28〜38歳)男女の4つのグループに分け、それぞれが多用する単語を整理することで、各グループがストレスを抱える要因を探った。これによると、中年男性は「社会」「格差」「国会議員」「ソウル大」など「関係」についての単語を多用しており、現在の経済水準や老後の備えを主なストレス要因として抱えていることが分かった。中年女性では「健康」「病気」「心配」などの語が多く使われ、自分の体調や家族間の不和がストレスの理由になっていた。若者では男女問わず「仕事」「責任」「競争」などの語が多用され、不安定な現在と不確実な未来に対する悩みを抱えていることが分かった。

ユ教授はこうした結果について、「(調査の参加者は)みな社会が不条理で道徳的でないことがつらいと語っていた。社会がつらいから心もつらくなり、心もつらいから健康が害されると表現することもできる」と記している。終わりのない競争や原則が守られない風潮、生まれながらの格差など、社会に対する大きな不満が韓国人のストレスの背景に横たわっているようだ。

韓国のネットユーザーからも、自らのつらい境遇を訴える声が多数寄せられている。

「全国民が不幸でつらい時代だ」
「本当につらいよ。体も心も」
「学歴社会、無限の競争、良い大学を出ても無職…これが韓国の現実だ」

「韓国は日本に似つつあるけど、一つだけ違うのは、日本は裕福な国ということ。韓国のこの先には不幸が待っている」
「定時退社のない国で、仲の良い家族はあり得ない」
「つらいという理由で個人の利己主義がまかり通る未開な民族」

「お金が人生のすべてではないけど、やっぱりお金が大事」
「45歳女性です。夫が視界に入るだけで怒りが湧いて、おかしくなりそう」
「50代半ばの人生は、生きているとは言えない」

「ヘル朝鮮(=韓国をやゆする言葉)で命を絶つくらいなら、一度移民でも試してからにすべき」
「偉い人たちさえちゃんとしてくれたら、先進国なんてうらやましくもない」
「国会議員のせいで国がちゃんと回らない。議員を減らすべきだ」(翻訳・編集/吉金)