「録音」はクリエイティヴである:『細野晴臣 録音術』を刊行した音楽家・鈴木惣一朗と考える、音とエンジニアリングと未来の音楽【2/27トークイヴェント開催!】

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WIREDが不定期で開催している音楽レクチャーシリーズ「Art of Listening LIVE!」第4弾を、2月27日土曜日に開催!ゲストに音楽家・鈴木惣一朗を招き、昨年末に刊行した著書『細野晴臣 録音術』の真意、取材で得た発見、裏話などを、音源を交えながら訊く、貴重なトークイヴェントだ。

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「自分と同業者のために音楽をつくっている」。テクノロジーの進化に寄り添いながら、つねに時代とともにあった音楽家・細野晴臣。70年代のソロデビューから最新作まで、40年におよぶ全キャリアを、その音楽活動を長きにわたり見つめてきた鈴木惣一朗が歴代のエンジニア7人と細野自身の証言とともに辿る、「未来の音楽」のための貴重なインタヴュー集。/収録エンジニア:吉野金次(『ホソノ・ハウス』)、田中信一(『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』)、吉沢典夫(『はらいそ』)、寺田康彦(『SFX』『メディスン・コンピレーション』)、飯尾芳史(『フィルハーモニー』『オムニ・サイト・シーイング』)、原口宏( 『フライング・ソーサー 1947』『ホソノヴァ』『ヘヴンリー・ミュージック』)、原真人( 『ヘヴンリー・ミュージック』)

レス・バクスターという音楽家は、かつてこんなことを語ったという。「いい音楽とはすべからくイノヴェイションなのだ(All good music must be an innovation)」

「いい音楽」をもたらす音楽家の創造力は、そのたゆまぬ営為によって、音楽という領域を拡張し、同時にぼくらの耳を拡張してきた。しかし、20世紀以降、録音技術の進歩によって、音楽は、テクノロジーというものと深く手を取り合うこととなる。「録音技術=エンジニアリング」は、「よい音楽」を生み出すために不可欠なファクターとなって、音楽の「イノヴェイション」を、ときに下支えし、ときにはそれを牽引していく。

ワールドスタンダードの活動で知られる音楽家・鈴木惣一朗は、昨年12月に刊行した著書『細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた』を通して、クリエイターとエンジニアの、知られざる、ぬきさしならぬ関係を丁寧に解き明かしていく。自身が師と慕う細野晴臣のソロアルバムをモチーフに、それぞれに関わった7人のエンジニアの生の声を、鈴木によるインタビューを通して記録した本書は、音楽とテクノロジーが、クリエイターとエンジニアが、いかに交錯し、いかにお互いを刺激しあいながら、音楽を高めていったかを綴った貴重な「音楽史」となっている。

昨年行った「The Art of Listening LIVE!」第2弾では、ノルウェーの鬼才鍵盤奏者シグビョルン・アーペランが登場。ヴィンテージの足踏みオルガンを会場に持ち込み、そのパフォーマンスとともに楽曲制作にまつわるエピソードを披露してくれた。VIDEO SHOT AND DIRECTED BY YASUYUKI TAKAGI

『WIRED』日本版が昨年より開催してきた音楽レクチャーシリーズ「Art of Listining LIVE!」の4回目は、その鈴木を招き、本書を書くにいたった経緯や、取材のなかで得た知見などを、実際の音源を聴きながら披露していただく予定。

エンジニアリングとクリエイション。その幸福な往還を、細野サウンドのなかに聴く、貴重なトークセッション。「未来の音楽」をつくる音楽家、エンジニアはもとより必聴! 音楽ファンは、エンジニアリングという視点から、音楽の新しい楽しみ方を、この機会にぜひみつけていただきたい。


The Art of Listening LIVE! #4
Special Talk 鈴木惣一朗が語る「録音術」

>>イヴェントに応募する

主催:WIRED+KREI
トーク:鈴木惣一朗(World Standard)
モデレーター:若林恵(『WIRED』日本版編集長)
日程:2016年2月27日(土) 16:00〜18:00(開場15:30)
会場:KREI SALON(東京都港区西麻布2-24-2 KREIビルB1F)※ 最寄り駅の東京メトロ[表参道駅]、[乃木坂駅]、[広尾駅]より、それぞれ徒歩約10分
定員:40名(応募先着順)
参加費:3,000円(税込)

鈴木惣一朗|SOICHIRO SUZUKI
1959年、浜松生まれ。音楽家。83年にインストゥルメンタル主体のポップグループ「ワールドスタンダード」を結成。細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりデビュー。「ディスカヴァー・アメリカ3部作」は、デヴィッド・バーンやヴァン・ダイク・パークスからも絶賛される。近年では、南壽あさ子、ハナレグミ、ビューティフル・ハミングバード、中納良恵、湯川潮音、羊毛とおはななど、多くのアーティストをプロデュース。2013年、直枝政広(カーネーション)とSoggy Cheeriosを結成。執筆活動や書籍も多数。95年刊行の『モンド・ミュージック』は、ラウンジ・ブームの火付け役となった。細野晴臣との共著に『分福茶釜』『とまっていた時計がまたうごきはじめた』〈ともに平凡社〉などがある。

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