花粉シーズンはコレを食べて乗り切れ!

写真拡大

2016年2月15日、東京都は都内でスギ花粉の飛散が始まったと発表した。過去10年の平均より3日早くの本格シーズンの到来だ。

花粉症を根治するのは難しいが、最近、症状を和らげることに効果がある意外な食べ物の研究がいくつか発表されているので、紹介しよう。

男性と35歳以下の若者の症状が明らかに改善

意外な食べ物の第1弾はバナナだ。実は、バナナがアレルギー症状によく効くことは以前から知られており、花粉症にしたマウスに3週間バナナを食べさせると、アレルギー反応が収まる実験があった。

そこで、筑波大学が2013年、人間で初めて実験を試みた。スギ花粉が飛散する前と飛散中の計8週間、花粉症の26人に毎日バナナ2本を食べてもらった。すると、まったく食べない人に比べ、明らかにくしゃみなどが改善された。特に男性と35歳以下の若い人の症状改善が著しかったという。

バナナには、抗酸化物質のポリフェノールが豊富に含まれている。その中でも「オイゲノール」という香料に免疫反応を調整する働きがあり、抗炎症作用、抗アレルギー作用の効果があり、花粉症改善をもたらしたようだ。

意外な食べ物の第2弾はレンコンだ。2013年に埼玉医科大学が、花粉症患者620人に食事療法としてレンコンの成分をお茶や味噌汁に入れて3か月間摂取してもらうと、81%の人の症状が改善した。レンコンもポリフェノールが豊富だ。その中でも「タンニン」や「ムチン」がアレルギーを引き起こす抗体から呼吸器や鼻の粘膜を守る働きをするのだという。

シソ、タマネギ、ニンニク、フキ、ワサビ、トマトもいい

では、毎日どのくらいのレンコンを食べればよいのか。研究リーダーの和合治久教授は、「女性セブン」2014年4月10日号の取材でこう語っている。

「1日40グラム、輪切りで3つ分ほど食べ続けると、約2週間で効果が表れ始めます。オススメはポタージュスープ。レンコンの成分が小腸からダイレクトに吸収されます」

このほか、「シソ」「タマネギ」「ニンニク」「フキ」「ワサビ」「トマト」「ソバ」にも抗酸化作用と抗アレルギー作用のあるポリフェノールが含まれている。また、「キクラゲ」には最近、抗アレルギー作用があるとわかったビタミンDが豊富に含まれ、「ウコン」には消炎鎮痛作用があるので、それぞれ花粉症対策に期待されている。