中国メディアの中国新聞社は14日、「あなたの心の中に。日本のかまくら祭、ロマンの世界を出現させる」と題する記事を配信した。(写真は中国新聞社の14日付報道の画面キャプチャー)

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 中国メディアの中国新聞社は14日、「あなたの心の中に。日本のかまくら祭、ロマンの世界を出現させる」と題する記事を配信した。

 記事は冒頭で、日本メディアの報道をもとに、秋田県横手市で「かまくら祭」が始まると紹介。「かまくら」とは日本の東北部の伝統で、400年あまりの歴史を持つと説明。「灯光のもとの景色の中で、夢幻の色彩がもたらされる」と、美しさを強調した。

 さらに、横手の「かまくら祭」は毎年2月15、16日に開催され、バレンタインデーの時期に近いので、多くの若いカップルが訪れると紹介。約100基作られたかまくらの中には、現地在住の子どもがおり、訪れる客人を招き、甘酒や菓子でもてなすと説明した。

 日本を訪れる中国人旅行客と言えば「爆買い」現象が有名だが、中国では日本における「買い物情報」だけでなく、日本文化や行事などの情報が大量に紹介されている。東京や京都・奈良などの有名観光スポットだけでなく、地方や季節限定の情報が急速に増えている。

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◆解説◆
 かまくらは、秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる小正月(旧暦1月15日)の伝統行事。「かまくら」の語源は、「かまど蔵」、「神の蔵」など諸説がある。

 中国では旧暦1月15日を「元宵(ユェンシァオ)」と呼び、家族でゆでた団子(湯円)を食べるなどの伝統行事がある。旧暦1月15日は「新年」を迎えて、初めての満月の夜にも合致する。中国人は満月から、家族の安寧を連想することが多い。(編集担当:如月隼人)(写真は中国新聞社の14日付報道の画面キャプチャー)