女性の方がビジュアルコミュニケーションに積極的――NTTアド、若年層の写真・動画投稿に関する傾向を調査

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動画の投稿頻度と動画尺

動画の投稿頻度について、短い動画・長い動画に分けて調査をした結果、「数秒〜1分程度」の比較的短い動画を投稿するユーザーの割合は全体の37.3%、「1分以上」の比較的長い動画を投稿するユーザーの割合は26.5%となりました。この結果から、短尺動画によるコミュニケーションが浸透していることが伺えます。

「ビジュアルコミュニケーション」に関連したアプリ利用率

男女ともに「LINE」の利用率が最も高く、男女合わせた全体の利用率は81.0%となっています。続いて「Twitter」が58.0%、「YouTube」が51.4%、「Facebook」が35.4%という結果になりました。

男女別に見ていくと、「LINE」、「Facebook」ともに女性の利用率が高く、「Instagram」に関しては、男性ユーザーの利用率が14.2%であったのに対し、女性ユーザーの利用率は34.6%と倍以上の差が見られます。

続いて、写真も動画も投稿するユーザーを「男性ムービー利用派」「女性ムービー利用派」、写真は投稿するが動画の投稿はしないユーザーを「男性フォト限定派」「女性フォト限定派」に分類し、カテゴリ別のアプリ利用率を調査したところ、「女性ムービー利用派」は、「Instagram」の利用率が47.0%、「aillis(写真を編集・加工できるアプリ)」が28.0%、「MixChannel」が13.4%と全体に比べて高く、写真の編集・加工、短い動画の閲覧・投稿に積極的で、幅広く「ビジュアルコミュニケーション」を楽しんでいることが明らかになりました。

動画の投稿内容

「不特定多数の人に向けた写真・動画の投稿内容」について、全体の傾向としては「訪れた場所での様子を記録した写真や動画」が57.6%と最も高く、次いで「購入した物や贈り物など所有物を撮影した写真や動画」が52.6%、「共感や感動させられた被写体の写真や動画」が44.9%と続き、思い出の共有やライフログに関連した内容が中心でした。

カテゴリ別に見ていくと「男性ムービー利用派」は、「自分の特技や技術を撮影した写真や動画」や「自分(一人)を撮影した写真や動画」の投稿が目立ち、写真や動画を通じて自分自身の姿や特技をアピールする傾向が強いと言えます。

その一方で「女性ムービー派」は、「自分と自分以外の人を一緒に撮影した写真や動画」や「自分以外の人を撮影した写真や動画(自分は写らない)」との回答が多く、自分自身というよりも、自分の仲間を被写体にした投稿が多いことが明らかになりました。

動画を投稿する心理

不特定多数の人に向けた写真・動画の投稿により獲得したい印象について、全体では、「楽しいと思ってもらいたい」(38.8%)が最も高く、次いで「話のネタになると思ってもらいたい」(30.4%)、「センスがあると思ってもらいたい」(22.7%)が続く結果となりました。

特に「女性ムービー利用派」は、「センスがあると思ってもらいたい」が34.3%と全体に比べて高く、大勢の人にファッション感度が高いと思われたい気持ちが強いようです。

動画を投稿する心理

■調査結果からみえる若者の「ビジュアルコミュニケーション」の実態

今回の調査結果から、NTTアドは「ビジュアルコミュニケーション」を牽引するのは、「女性ムービー利用派」であると分析しています。 特徴的なポイントとして、投稿する写真や動画に、仲間との親密性をアピールする内容が多い点が挙げられ、「リア充」をアピールしながらも、自慢に思われないよう、気を使いつつ投稿しているようです。今後、彼女たちのように、恋人や仲間といった写真・動画の“ネタ”が豊富で、「ネット上の空気が読める」人たちが若者の「リア充」像となっていくとの見解を発表しています。

【調査概要】
■調査テーマ:若年層の写真・動画コミュニケーションに関する調査
■調査対象者の条件:スマートフォン利用者/16歳〜25歳男女計1040サンプル
■対象エリア:全国
■調査期間:2015年12月23日〜24日
■調査方法:スマートフォン端末で回答するインターネット調査