最新「ノイズキャンセリングヘッドホン」7機種を徹底比較! いま選ぶべきはコレだ

写真拡大

騒がしいところでも音楽をじっくり鑑賞できる「ノイズキャンセリングヘッドホン」。ちょっと前までは物珍しい印象もありましたが、最近では選択肢がグッと増えてきました。

いま選ぶべき「ノイズキャンセリングヘッドホン」フォトギャラリー

そこで比較的新しい製品、7機種を実際に試し、その実力を検証してみました!

ここで改めて、ノイズキャンセリングの仕組みを簡単に説明しましょう。
ノイズキャンセリングとはひと言でいえば、音で音を消すということです。音は波のため、ちょうど逆位相の波を発生させると打ち消し合うという性質があります。

そこでノイズキャンセリングヘッドホンは、まず周囲の音をマイクで拾い、ちょうどその音と逆位相の音波を発生させることで、ノイズを低減しているのです。そのためノイズキャンセリングの機能を使うには電源が必要となります。

普通の製品に比べると少々高価ですが、特に乗り物での移動時に使用すると非常に快適です。また、ボリュームをあまり上げなくても音楽などをしっかり楽しめるので、耳に優しいという利点もあります。

コストパフォーマンスの高さが魅力!
MDR-ZX110NC

開発元:ソニー
実売価格:4000円前後

ヘッドホンタイプの製品。スマートフォンやミュージックプレーヤーとはケーブルで接続するタイプです。

折りたためてコンパクトになるのが便利です。ただし左右からケーブルが出ているため、邪魔に感じることも。なお電源は単4形乾電池1本を使いますが、パワーオフの状態でも通常のヘッドホンとして使用できます。

ノイズキャンセリングの性能は、周囲の騒音が一段階低くなる感じですね。効き具合は5段階で3といったところです。

装着感はなかなか良好。リーズナブルな値段にもかかわらず、音質には広がりが感じられ、長時間使っていても疲れません。とりあえずノイズキャンセリングヘッドホンを試してみたい、という人にお勧めです。

航空機用のプラグアダプターも付属しています。

ノイズキャンセリング ★★★
音質 ★★★★
デザイン ★★★
機能 ★★

ワイヤレスが便利なイヤホンタイプ
ATH-BT08NC

開発元:オーディオテクニカ
実売価格:1万9000円前後

ネックバンドタイプのイヤホン。スマートフォンなどとはBluetoothで接続しますが、有線での接続も可能です。

操作部などを首の部分にかけられるので、イヤホン自体は非常に軽く、重さによる負担はほとんどかかりません。充電はmicro USBケーブルで行います。

ノイズキャンセリングの性能は5段階で3といったところですが、音質の変化が少なく好印象です。

スタンダードで非常に聞きやすい音質です。人によっては低音が弱く感じるかもしれませんが、ボーカルなどは伸びやかで広がりもあります。

装着感や音質など、とにかくリラックスして使える製品だと感じました。なおスマートフォンとの接続時には、ハンズフリー通話も可能となります。

ノイズキャンセリング ★★★
音質 ★★★
デザイン ★★★★
機能 ★★★

2つのセンサーによるノイズキャンセル
h.ear in NC(MDR-EX750NA)

開発元:ソニー
実売価格:2万円前後

イヤホンタイプの製品。スマートフォンなどとはケーブルで接続します。また充電はmicro USBケーブルで行います。

ヘッドホン内部に2つのセンサーを搭載して、ノイズキャンセルを実現する仕組みになっています。そのため、ノイズキャンセルの効き具合はかなり高いですね。しかも、ヘッドホンが周囲の騒音を分析し、自動的に3つのモードから選択してくれる仕組みも備えています。残念ながら飛行機での検証はできませんでしたが、期待できそうですね。

音質はバランスがよく高音も低音も艶があります。ポップスからクラシックまで、オールマイティーに楽しめるのではないでしょうか。特にノイズリダクションをオンにした方が、音に深みが出ておすすめです。

イヤホンタイプでノイズリダクションの高さを求めるなら、この製品が一押しですね。スマートフォンと接続した場合のハンズフリー通話にも対応します。

ノイズキャンセリング ★★★★
音質 ★★★★
デザイン ★★★
機能 ★★★★

B&O初のノイズリダクションモデル
BeoPlay H3 ANC

開発元:バング&オルフセン
実売価格:2万9000円前後

デンマークのハイエンドオーディオブランド、バング&オルフセン(B&O)のイヤホン。同社としては初めてとなるノイズキャンセリングモデルです。スマートフォンなどとはケーブルで接続します。また充電はmicro USBで行います。

高いデザイン性で定評のあるB&O製品だけあって、洗練されたスタイルが魅力的です。コントロールユニットは円形で、ロゴが大きく入っています。ケーブルも太めでしっかりしています。

ノイズキャンセリングの効き具合は控えめで5段階で2といったところ。音質は柔らかめというか、大人のサウンドといった印象です。シックなデザインや装着感のいいイヤホン部分など、長時間の使用に向いていそうです。

専用のキャリングポーチ、航空機用のプラグアダプターなどが付属しています。

ノイズキャンセリング ★★
音質 ★★★★
デザイン ★★★★★
機能 ★★★

ノイズキャンセリングといえば、コレ!
QuietComfort 25 Acoustic Noise Cancelling headphones

開発元:ボーズ
実売価格:3万2400円前後

ノイズキャンセリングヘッドフォンを世に知らしめた、ボーズの最上位機種。スマートフォンなどとはケーブルで接続します。電源は単4乾電池1本です。

やはり、ノイズキャンセリングの効き具合が素晴らしいですね。オンにすると一瞬にして静寂に包まれます。5段階で5ですね。

耳へのフィット感は柔らかめで、長時間使えそうです。また専用のキャリングケースが付属しており、思ったよりコンパクトに持ち運びできるのが◎です。ケーブルの途中にあるリモコンで、音量調整やハンズフリー通話が可能です。

音質はバランスがよく、高音も低音も十分。ただしノイズキャンセリングをオフにすると、メリハリがなくなる印象です。

ノイズキャンセリング ★★★★★
音質 ★★★
デザイン ★★★★
機能 ★★★

高音質を実現したJBLの最新機種!
EVEREST ELITE 300

開発元:JBL
実売価格:3万4000円前後
(発売は2016年4月下旬)

スピーカーメーカーとして有名なJBLのヘッドホン。スマートフォンなどとはBluetoothで接続。ケーブルによる接続にも対応します。充電はmicro USBを使用。なお本体は、折りたたむことでコンパクトになる仕組みになっています。

ノイズリダクションだけではなく、オートキャリブレーション機能を搭載しており、一人一人の耳の形状をスキャニングし、最適な音をセットアップしてくれるとのこと。

ノイズリダクションの効き具合は5段階で5。しっかりと周囲の騒音をカットしてくれます。そして音質ですが、JBLらしくメリハリのある音が楽しめます。低音やリズムセクションの解像度も高く、熱心な音楽ファンでも満足するレベルといえます。

なお専用のアプリをスマートフォンにインストールすることで、ノイズリダクションの効き具合、イコライザーの設定など、詳細な設定が可能となります。

ノイズキャンセリング ★★★★★
音質 ★★★★★
デザイン ★★★★
機能 ★★★★

機能盛りだくさんのヘッドホンの新作!
Parrot Zik 3

開発元:Parrot
実売価格:4万6800円前後

フランスのParrotによるヘッドフォン。スマートフォンなどとはBluetoothで接続。ケーブルによる接続にも対応します。充電はmicro USBを使用。

有名デザイナー、フィリップ・スタルクによるデザインです。カラーは5色用意され、ブラック、ブラウン、エメラルドグリーン、レッドに関しては、クロコダイル調の仕上げとなっています。そのほか、ステッチ刺繍調のアイボリーなども選択できます。

前機種のZik 2などと同様、右側のイヤーパッドの外側をタッチすることで、音量調整などが可能です。またZik 3の新機能としては、USB接続での再生のほか、ワイヤレス充電規格のQiにも対応しています。ノイズリダクションの効き具合は5段階で4。

音質はスタンダードな印象です。ただし、スマートフォンにインストールした専用アプリを使うことで、さまざまな味付けが可能となります。自分でイコライザーなどでカスタマイズできるほか、アーティストやサウンドクリエイターによるプリセットも用意されているので、いろいろ試せます。とにかく、機能満載ですね!

ノイズキャンセリング ★★★★
音質 ★★★★
デザイン ★★★★
機能 ★★★★★


いかがでしたでしょうか。以前と比べると、Bluetoothなどを使ったワイヤレスの製品が増えてきました。中にはスマートフォンの専用アプリと連携することで、さまざまな設定が行える高機能な製品も登場していますね。自分にあった機種を選んで、ひと味違う音の世界を楽しんでみましょう!