13日、大気汚染が原因で毎年550万人余りが本来よりも若く死亡している。その半数以上は中国人とインド人だ。写真は中国の大気汚染。

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2016年2月13日、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、大気汚染が原因で毎年550万人余りが本来よりも若く死亡していると専門家が報告書で指摘した。半数以上は中国人とインド人だとされ、問題解決に向けて世界全体が対策を講じなければ、若くして死亡する人が今後20年は増え続けるという。

この研究は米国とカナダ、中国、インドの研究者が行ったもの。日本や米国、カナダ、欧州諸国の多くではすでにクリーンエネルギーと二酸化炭素の排出を抑制する技術が導入されているが、中国とインドという2大新興経済体はそうした先進国に追いつくのが難しく、人々にエネルギー消費の改善を求めるのも難しい状態が続いている。

中国では石炭が大気汚染の最大原因であり、インドでは木材や動物のふん便を燃やして暖房、炊事をすることが屋内の大気環境を悪化させており、特に貧困地区で顕著となっている。

医学の専門家は、大気汚染は心臓疾病や肺がん、呼吸器系疾病を引き起こす原因であり、大気汚染は高血圧や食習慣、喫煙に次ぐ死亡原因になっていると指摘している。(翻訳・編集/岡田)