急激な経済成長を遂げ、世界第2位の経済大国となった中国だが、1人あたりGDPはまだまだ日本の水準には及ばないのが現実だ。日本と中国には数値だけでは表しきれない差はあるのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 急激な経済成長を遂げ、世界第2位の経済大国となった中国だが、1人あたりGDPはまだまだ日本の水準には及ばないのが現実だ。日本と中国には数値だけでは表しきれない差はあるのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、地理的には日本と中国は非常に近く、日本でも漢字が使用されているように中国と共通する文化も多いとしながらも、「政治や民族感情を除いて日本を見てみると、中国との差は極めて大きい」と論じた。

 記事は、日本を訪れた中国人の手記を掲載し、幼児教育をはじめ、生活にかかわる分野の日中の違いを数多く紹介しつつ、日本を訪れたことのない中国人からは「日本の経済発展の状況を尋ねられることが多い」と紹介。

 続けて、こうした質問については中国のサッカー代表を例に、「選手1人1人の技量や身体能力で見れば、欧州のチームと大きな差はないが、チームとして見た場合は到底勝てないほどの差がでるもの」と回答すると紹介。つまり、中国の国民の生活水準は向上しているが、生活や国民の質といった点では日中には大きな隔たりがあるという意味だ。

 さらに記事は、日本人の習慣や美点などを紹介したうえで、日本は人口が1億2000万人程度、中国は日本の10倍以上にあたる13億人の人口を抱え、さらに国土も日本の26倍に達することを指摘。中国は砂漠もあり、国土のすべてを有効活用することはできないとしながらも、中国より人口が少なく、国土も小さい日本がこれだけの経済規模を誇ることについて日本には学ぶべき点が多いことを意味すると指摘した。

 続けて、中国はかつて日本にとって「師」としての存在だったとしながらも、日本は今日においては中国にとっての師であるとしたうえで、「大中華」、「小日本」という概念を捨て去ることでより早く学ぶことができると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)