14日、中国商務部の公式サイトによると、中国企業が受注したイランのテヘランとマシュハドを結ぶ鉄道電化改造プロジェクトの着工式にハサン・ロウハーニー大統領が出席した。写真はテヘラン。

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2016年2月14日、中国商務部の公式サイトによると、中国企業が受注したイランのテヘランとマシュハドを結ぶ鉄道電化改造プロジェクトの着工式にハサン・ロウハーニー大統領が出席した。

イランメディアが7日に伝えたところによると、着工式にはイランのアッバス・アホウンディ運輸相やイラン・イスラーム共和国鉄道の社長も出席。ロウハーニー大統領は、鉄道網を拡充させることは政府の重要施策の一つだと指摘し、「イランの宗教的首都であるマシュハドが高速鉄道によって政治的首都のテヘランと結ばれることになる」と話した。

イラン大統領の任期は4年で、ロウハーニー大統領の任期が満了する頃には、イランの国内交通の20%を鉄道が占めることになる。首都テヘランと宗教的に重要なマシュハドを結ぶ幹線道路では毎年2500人余りもの死亡事故が起きているが、電化することで安全性の高い輸送が可能となり、多数の命が救われることになるという。

イランのインフラ建設請負業者のMapna社と中国の中機公司、蘇電グループが請け負った本プロジェクトは42カ月後の完成が予定されている。全プロジェクトが完成すると、時速250キロで走行する中国製車両70両が運行し、線路や信号の改善で所要時間は12時間から6時間と半分に短縮され、年間輸送能力も1000万トンと大幅に向上することになる。

2015年6月、中国企業とイランの間で契約が結ばれ、総工費21億ドル(約2400億円)の85%を中国が融資することになっている。イランと独シーメンスの契約により、シーメンスも本プロジェクトに加わるが、これには信号システムや列車の増加、メンテナンスサービスの提供などが含まれる。(翻訳・編集/岡田)