文化部長、台南の文化遺産を視察  地震による被害状況を確認/台湾

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(台北 15日 中央社)文化部の洪孟啓部長は11日、台湾南部地震で被災した台南市内の文化財を視察した。被害状況を確認した上で、安全を第一とし、修復作業に全面的に協力する方針を示した。

洪部長が視察したのは、国指定文化財の祀典武廟や大天后宮、孔子廟、台南州庁(現・国立台湾文学館)、および市指定文化財の風神廟や興済宮。台南市政府文化局の葉沢山局長や陳亭妃立法委員(国会議員)が同行した。一部の建築物では壁面の亀裂などが確認された。

洪部長は、構造安全性の検査、必要とされる保護や補強、全体的な修復検査の再強化の3つの作業を加速して進めるとしている。また、特に大きな被害が出た祀典武廟や風神廟などを優先箇所に選定した。

陳立法委員は、今回の地震による台南の文化財の被害は深刻で、構造の安全性にも影響が出ていると指摘し、文化部に対して全力での支援・協力を要望した。

文化部文化資産局によれば、13日からは竹子門発電廠(高雄市美濃区)や新港水仙宮(嘉義県新港郷)、旧台南水道(台南市)などの視察が行われる。

(編集:名切千絵)