ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンのから揚げを食べ比べ!

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みなさんは、コンビニで販売されている「から揚げ」を食べたことがありますか? ひとえにから揚げと言っても、お店によって衣の軽さも肉質もさまざまです。さらに最近では奇をてらった味付けのものも販売され始めており、コンビニのホットスナックコーナーは、から揚げ好きの楽園と化しています。

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そこで今回は、コンビニのレジ横にひしめく から揚げを片っぱしから買い漁り、試食モニター6名で食べ比べてみました。対象とするコンビニは、ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンの3店舗。評価の基準に、「ジューシー感(肉汁)」「衣のサクサク感」「ホンモノ感(肉質)」を設定し、それぞれ5段階で点数付けしていきます。

評価基準の中でも、「ホンモノ感」は、やや抽象的ですが、われらが<ウレぴあ総研 から揚げ大好き委員会>では、「肉の食感や歯ごたえ」の判断基準としてはこの項目が必要不可欠だと判断しました。

コンビニにある「から揚げ」と名の付く商品の中には肉質がナゲットに近いものも数多くありますし、”肉に妥協したくない から揚げクラスタ”にとって、「ホンモノ感」は地味に重要なポイントなのです。

それでは、さっそくローソンのから揚げから試食スタートです!

【ローソン】スナック感覚でつまめる「からあげクン」&王道を行く「鶏から」

最初に試食するのは、ローソンの大人気商品「からあげクン」。今回は、スタンダードな「レギュラー」だけでなく、「北海道チーズ」、ピリ辛な「レッド」、ねぎの風味が香る「ねぎ辛味噌味」、「黒胡椒まぶしベーコン味」も併せて試食してみました。

から揚げ好きな試食モニターのみなさんの感想は以下の通り。どちらかといえばナゲットに近い食感の「からあげクン」は、好みも分かれました。

【試食モニターの感想】

「スナック感覚でつまめて脂っこさもないのがGOOD! 特にピリ辛なレッドはお酒が進みます!」

「食感はナゲットに近いです。チーズ味はスナック菓子のカールっぽい。ねぎ辛味噌味はケミカルな風味がするなぁ……。肉汁はないけれど、その分、冷めてもおいしく食べられると思います!」

「いわゆる家庭で食べるような から揚げとは別モノ。酒のつまみにはいいけれど、ご飯のおかずにはならないかな」

【試食モニターの評価】

ジューシー感(肉汁) 2

衣のサクサク感 1

ホンモノ感(肉質) 2


「から揚げ」という基準で評価してしまうと、やや低めの点数になってしまいましたが、「からあげクン」はもはや唯一無二のホットスナックの代表格。「黒胡椒まぶしベーコン味」という変化球を出してきていることからも分かるように、もはやローソンが「から揚げの概念」をひっくり返そうとしていることは明白です(そもそもベーコンって鶏じゃなくて豚ですし)。

これからも、「からあげクン」にはわが道を突っ走ってほしいものです!

続いて、同じくローソンが販売する「鶏から」を試食してみましょう。

こちらは、先に試食した「からあげクン」とは打って変わって超正統派なから揚げという印象。しょうゆ味のほか、塩にんにく味と柚子こしょう味も併せて試食してみましたが、モニターからは総じて好評でした。

【試食モニターの感想】

「肉質がしっかりとしていて、これぞTHEから揚げという感じ! 少し油っこいように感じたけど、これは揚げたお店によって違うのかな?」

「わざとらしいケミカルな風味もなく、手作り感があってイイね!」

「塩にんにく味は下味が効いていて居酒屋で出てもおかしくないレベル! でも、しょうゆ味は少し甘めでご飯のおかずにするには物足りないなぁ」

【試食モニターの評価】

ジューシー感(肉汁) 3

衣のサクサク感 3

ホンモノ感(肉質) 4

【ファミリーマート】から揚げ専門店が監修を手がけるプロの味「ファミから」

お次に試食するのは、ファミリーマートで販売されている「ファミから」。から揚げ専門店の中津「もり山」が監修を手がけるこちらの商品は、まろやかな風味の「しょうゆ味」と、にんにくの下味が効いた「しお味」の2種類が用意されています。

サクッと軽い食感の衣と、あふれる肉汁には試食モニターからも感動の声が挙がりました。

【試食モニターの感想】

「ジューシー感はコンビニのから揚げの中でもピカイチ! しお味はスパイシーでにんにくの下味が効いていて最高です」

「肉汁がすごいので、熱々のうちに食べてほしい! ローソンのからあげクンのような冷めてもおいしいタイプのから揚げではないですね」

「ご飯に合うのはしょうゆ味、酒に合うのは、しお味かな!」

【試食モニターの評価】

ジューシー感(肉汁) 5

衣のサクサク感 3

ホンモノ感(肉質) 4


ちなみに筆者が最近ハマっているのは、レジでもらったおろしポン酢をファミから(しお味)にかける食べ方。ファミリーマートのサポートセンターに問い合わせてみたところ、おろしポン酢の小袋を商品に付けてくれるかどうかは各店舗の判断に任せているのだとか。試してみたいという方は、購入時に店員さんに聞いてみましょう。

【セブン-イレブン】根強い人気を誇る「から揚げ棒」&絶対王者の「若鶏のからあげ」

今回の試食では、から揚げと竜田揚げを別モノとし、商品名や商品の説明に「から揚げ」と付くものだけに絞ってラインナップを決定しました。しかし、ローソン、ファミリーマートと来て、最後に試食するセブン-イレブンの商品を見た瞬間、われわれは頭を抱えることになります。

というのも、セブン-イレブンには「から揚げ棒(竜田揚げ)」という自己矛盾をはらんだネーミングの商品があるのです……。

この問題に関しては、「ウレぴあ から揚げ大好き委員会」でも激しい議論が飛び交いました。

「自ら“から揚げ棒”と名乗っているのだから、仲間に入れていいのではなかろうか?」「いや、から揚げクラスタと竜田揚げクラスタの両方から好かれようとしているスタンスが気に食わねぇ。こいつは今回の試食からは除外だ!」「おいおい、そう熱くなるなよ。アツアツなのは、揚げたての から揚げだけで十分だぜ?」などなど……。

しかし、そんな一連の茶番を経て消耗し切ったわれわれも、ついに「から揚げ棒」を試食商品にエントリーさせることを決定しました。

決め手となったのは、「ウレぴあ から揚げ大好き委員会」委員長のひと言。

「まぁ、おいしいからいいじゃん。細かいこと言うなよ」

はい、筆者も異論はございません。だって「から揚げ棒(竜田揚げ)」は本当においしいですもん。

そんなわけで、みんな大好き「から揚げ棒(竜田揚げ)」もモニターのみなさんと試食してみました! ちなみに、から揚げと竜田揚げの違いに関しては諸説ある上に説明し始めると記事がもう1本書けてしまうので、どうしても知りたい方はお母さんにでも聞いてみてくださーい。

【試食モニターの感想】

「衣がサクサクで柔らかくて食べやすい! よく言えばジューシーだけど、油っぽいとも言えるなぁ」

「やっぱり味はから揚げとは少し違いますね。肉がほとんどなくて、おいしい衣を食べているような感じ」

「スナック感覚で食べるにはちょうどいい味付けです! ご飯と一緒に食べるには違和感があるね」

【試食モニターの評価】

ジューシー感(肉汁) 3

衣のサクサク感 4

ホンモノ感(肉質) 1

やはり、「から揚げ」としてこの商品を試食してしまうと意見は分かれました。ローソンの「からあげクン」と同様に、「から揚げ棒」という独立した食べ物としてゴーイングマイウェイを貫いていただきたいものです!

そしていよいよ、試食する から揚げはラストとなりました。大トリを飾るのは、同じくセブン-イレブンの「若鶏のからあげ」と「若鶏の塩からあげ」です!

今回、試食したから揚げの中で、最もモニターから好意的なコメントが出たのがこちらの商品。肉汁、衣の軽さ、肉質と全体的にバランスがよく、お酒にもご飯にも合う味付けには文句なしの高評価が付きました。

【試食モニターの感想】

「肉の味もしっかりと感じられる味付けです! ビール飲みてー!」

「ベースの味がしっかりと付いていて、呑んべえ好みのから揚げですね」

「しょうがの味が効いていて、ご飯のおかずにちょうどいい!」

【試食モニターの評価】

ジューシー感(肉汁) 4

衣のサクサク感 4

ホンモノ感(肉質) 4

普段、何気なく食べているコンビニのから揚げも、ズラリと並べて食べ比べてみると下味の付け方から衣と肉のバランスまで千差万別であることがわかります。小腹が空いたときにつまむのであれば油が少なく、味のバリエーションを楽しめる「からあげクン」、晩酌のお供にするのであれば「ファミから」や「若鶏のからあげ」といった具合に買い分けてみるのもオススメです。

コンビニのから揚げなんて邪道! と食わず嫌いをしている方も、騙されたと思って一度食べてみてください。味や食感のクオリティーに驚かされることでしょう。