「フローティングプロテクター」は32kgの高浮力と硬質ウレタンによるプロテクター効果で、水害・津波時の逃げ遅れ対策グッズとして使われることを想定している(撮影:防犯システム取材班)

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 浜口ウレタンは、パシフィコ横浜で開催された「第20回 震災対策技術展 横浜」にて、津波や水害の逃げ遅れ対策を目的とした救命胴衣「フローティングプロテクター」の展示を行った。

 同製品は、硬質ウレタン素材を使ったライフジャケットで、大きく2つの特徴を持っている。1つ目は高い浮力で、同製品を身につけた人に対して最大4人がしがみついても沈まない点。水難救助の際などでは、溺れている人が無我夢中で救助する人間の体にしがみつくことが想定されるため、そうした状況下で二次災害を防ぐことを目的としている。ちなみに一般的な船舶用ライフジャケットの浮力が6〜7kgに対して、同製品は32kg(約4倍)の浮力を持つそうだ。

 2つ目が、ジャケットを着ることでのプロテクター効果。本体には一定の硬さのある硬質ウレタンを使用しているため、水害や津波などで漂流することになった場合に、流木や瓦礫から首や胴体を守り、ダメージを抑えることができる。

 他にも防災目的で開発された製品ということもあり、緊急用ホイッスル、漂流者同士が離ればなれにならないようにするための連結用カラビナ、さまざまな小物を入れるための大小4つのポケットが設置されているなど、随所に工夫が見られる。

 想定する導入先としては、沿岸部の工場・施設・事業所・学校、漁業・水産・港湾関係者、消防、警察などの救助活動を担う公的機関などとなる。価格は、税込・送料込みで、成人用が31,000円、子ども用が16,000円となっている。

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