13日、中国メディアはこのほど、中国人が日本車をボイコットするのは「反日感情」だけではなく、メーカー側の対応にも原因があると指摘。これに日中両国のネットユーザーは、さまざまな声を寄せている。写真は北京市。

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2016年2月13日、中国人が日本車をボイコットするのは、中国市場における日本車メーカーの態度にも原因がある。中国メディア・今日頭条はこのほど、こんな分析記事を掲載した。「反日感情」だけではないとの指摘で、これに日中両国のネットユーザーは、さまざまに反応している。

記事は「日本車をボイコットするのは単に外的要因で扇動された愛国者だけではない」と分析。「歴史問題」は大きな要因だが、冷静に考えて日本車を避ける人も多いとして、日本車メーカーの中国市場に対する態度を理由に挙げ、(1)日本は一流品を日本国内で売り、二流品を欧米に売り、三流品を中国で売っている(2)欠陥への対応にも問題があり、例えばトヨタは油漏れやの急加速問題が出たのに中国ではリコールしなかった―などと主張した。

中国自動車工業協会によると、昨年の新車販売台数は、前年比4.7%増の2459万7600台。日系大手3社の販売は好調で、いずれも市場の伸びを上回り、日産は6.3%増の125万100台、トヨタが8.7%増の112万2500台、ホンダが32.5%増の100万6332台だった。

今日頭条の指摘に、中国のネットユーザーは「本当のことを言えば日本車は質がいい。世界中で売れるのには理由があるんだよ」「日本車ボイコットする人はみんな車を持っていない人だけどね」「本当の意味で日本車ボイコットしている人なんてごく少数だ。車を買うお金のない人か、安くなった途端買う人ばかり」などとコメント。

中には「中国車は革新性に欠け、パクることしかしないのに、日本車ボイコットを呼びかける時間はあるんだな」との皮肉めいた意見もあった。

これに対し、日本のネットユーザーは「ボイコットの理由を考えていないで それでもなぜ日本車が売れるのか?という疑問を考えた方がいい。なぜ、世界で選ばれているのか? 今後の中国の車産業の発展のために」と強調。

さらに「日本車を買うのも自由!買わないのも自由だよ」「メディアに惑わされるな。爆買いを見れば中国人の日本製品に対する信頼が分かるじゃないか」「日本車に八つ当たりしてどうする。八つ当たりは日本に買い物に来ている同胞にしろ」などの声を上げている。(編集/大隅)