12日、韓国のテレビで放送される内容にはいまだ男女差別的な要素が多く含まれているとの報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真は韓服の人形。

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2016年2月12日、韓国メディア・韓国日報は、韓国のドラマやコマーシャルなどテレビで放送される内容に、いまだ男女差別的な要素が多く含まれていると報じた。

昨年、韓国のドラマの中で男女平等が適切に守られているかについて専門機関が分析したところ、44作品で65件の男女差別的表現が見つかった。また、29のバラエティー番組で62件、25の時事・討論番組で11件、26の教養番組で48件の差別的表現があったという。指摘された内容は、「男は笑うものじゃない」「女性が強過ぎるのは駄目だ」など固定観念にとらわれたせりふや、女性を男性の従属的な存在または男性の保護を受けるべき存在として描いた部分などだ。

一方、テレビCMについては14年の調査で33件の指摘がなされている。特に洗剤や家電製品の広告で、家事は女性の仕事であるかのように表現されている例が見受けられるといい、記事では、息子の真っ白なワイシャツを見てしゅうとめが嫁を評価するという洗剤のCMが取り上げられた。

この報道に、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「テレビの中ではいまだに、男は財閥、女はシンデレラだ」
「確かに、女が外で稼いで男が家事をするドラマがないのはなぜだろう」
「妻が洗濯するのは別にいいと思う。それより、しゅうとめの態度と、嫁がそれを気にする姿を素材にしている点が問題」

「テレビは文化の醸成の先頭に立つべきなのに、何を考えているのやら。最近のドラマは一つもためになる物がない」
「こういうテレビを見て育った人がものすごく多いよ。そういう人は、何が差別かもわからないくらい、完全に差別意識が根付いてしまっている」
「結婚しない人が自然に増えそうだね」

「男だから、女だから何かをしちゃ駄目だ。この世で最も聞きたくない言葉」
「夫がソファで編み物をして、妻が庭で犬小屋を作る場面なんてどうかな?」
「女性の私からしてみると、これが男女差別というのはこじつけが過ぎると思う。むしろ、専業主婦の生活を見下しているように思えて不愉快」(翻訳・編集/吉金)