12日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、米国のミサイル防衛システムの一つであるTHAADミサイルの韓国内配備について韓国国民の賛否が拮抗している。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2016年2月12日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、米ミサイル防衛システムの一つであるTHAADミサイル(※終末高高度防衛ミサイル)の韓国内配備について韓国国民の賛否が拮抗している。

韓国の世論調査会社リアルメーターが19歳以上の515人を対象に行った電話調査によると、「賛成」が49.4%、「反対」が42.3%となり、統計上の誤差の範囲(プラスマイナス4.3%)内だった。残りの8.3%は「分からない」との回答だった。

地域別にみると、大邱・慶北(賛成65.7%、反対14.7%)や首都圏(賛成51.1%、反対43.8%)で「賛成」が多数を占めたのに対し、光州・全羅道(賛成40.6%、反対53.3%)では、「反対」が多数を占めた。

年齢別では、60代以上(賛成74.5%、反対17.7%)と50代(賛成53.4%、34.1%)は「賛成」が優勢だったが、40代(賛成35.8%、反対60.0%)と30代(賛成32.3%、反対58.6%)では「反対」が優勢だった。20代(賛成46.0%、反対45.3%)は賛否が拮抗した。

リアルメーターは、「北朝鮮の長距離ミサイル発射以前に実施されたTHAADミサイル配備に関する世論調査の結果に比べて、肯定的な回答が減り否定的な回答が増えた」と説明している。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「今回の調査で、国民の半数がTHAADミサイル配備に反対していることが分かった。核武装にも反対する奴がいるが、どうやって国を守るつもりなんだ」
「THAADミサイル配備に反対する奴らは従北勢力ではないのか?」
「やはり朴槿恵(パク・クネ)大統領の地元大邱・慶北地域では賛成が多いんだな」

「THAADミサイルシステムが使うXバンドレーダー電波のためにTHAADミサイル設置場所から100メートル以内は完全統制区域、3.6キロ以内は人の出入り禁止、5.5キロ以内は航空機の出入りまで禁止だ。韓国のどこにそんなことができる場所があるのだ?」

「北朝鮮が1万キロ以上飛ぶミサイルを開発しても韓国には関係ないだろう。北朝鮮から韓国を攻撃するのであれば500キロ程度飛ぶミサイルで十分なんだから」
「THAADミサイルは日本や米国に飛んでいくミサイルを撃ち落とすためのものだ。なぜ韓国に配備する必要がある」
「THAADミサイルを使って北朝鮮から発射されたミサイルをどこで撃ち落とすのだ?韓国の上空ということになるのではないのか?結局、米国防衛のために韓国が犠牲になる」

「THAADミサイルの撃墜成功率など、性能の実証結果を知りたい。賛否はその後だ」(翻訳・編集/三田)