坂上忍

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12日放送の「金曜プレミアム 池上彰緊急スペシャル!!」(フジテレビ系)で、坂上忍が、日本の現状について「戦争に近づいている」と語る一幕があった。

番組では池上彰氏が、「戦争というビッグビジネス 日本も参入“武器輸出”の狙い」と題し、戦争ビジネスと日本の関わりについて解説していた。

その中で池上氏は「防衛装備移転三原則」を取り上げた。池上氏によると、武器や技術といった防衛装備の輸出はこれまで基本的には禁止だったが、この原則により可能になるという。

「防衛装備移転三原則」の施行においては、日本経済団体連合会が、国内産業の発展などを理由に「武器輸出三原則」の見直しを提言したことも要因となったそうだ。

池上氏はここで、防衛産業関連企業ランキングを紹介。戦車や護衛艦を造る三菱重工業、潜水艦用発電機を造る川崎重工業、日本電気、ANAホールディングスなどの企業が上げられていた。

もともと日本の技術力は、海外諸国から大きな注目を集めていたとか。池上氏によれば、特にアメリカ合衆国が、日本の防衛産業輸出を歓迎しているという。

こうした解説を受け、坂上は「日本なんてそれこそ『ものづくりの国』」「そういう力を結集して輸出できるってなったら、(量産によって)コストも下がってスゴい産業になっちゃうんじゃないですか?」と危惧。これには池上氏も「その可能性はある」と応じていた。

その後、感想を求められた坂上は「きれいごとになっちゃうのかもしれないですけど、こういうの(防衛装備の移転)で景気良くなるんだったら、景気を我慢してたいなという気にはなっちゃいますよね」と、戦争ビジネスへの加担に拒否感を示す。そして「もっと別のとこでね、何か頑張れないのかな」と、いかに景気回復すべきか思い悩んでいた。

続けて坂上は「どんどんアメリカに寄っていくのが、イコール戦争に寄ってっちゃってる」と自身の解釈を語り、「やっぱ怖いですよね」と漏らした。

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