12日、中国版ツイッター・微博の検索ランキングで、「社交恐怖症」というワードが注目を集めている。資料写真。

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2016年2月12日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の検索ランキングで、「社交恐怖症」というワードがトップ10に入るほど注目を集めている。

これは、日本で近年増えてきたと言われる「コミュ障(コミュニケーション障害の略)」のことで、他者とうまくコミュニケーションが取れない現象を指す。あがり症や引きこもりなどとも同列に扱われることがあり、「人前で話すのが苦手」「他人が自分のことをどう見ているのか気になり過ぎる」「自分に自信がない」といった心理的なプレッシャーによって引き起こされるという。その原因については、子どものころの家庭環境や過去のトラウマが関係しているという見方が多いようだ。

微博に寄せられた投稿には、「社交恐怖症」の例として以下の9つが挙げられている。

1.電話が鳴ると煩わしく感じる
2.話そうとすると疲れる
3.友人との集まりでは食べてばかり
4.遠くに友人が見えたらあいさつすべきか、遠回りするべきか悩む
5.孤独で退屈しているのに食事やカラオケに誘われると断る
6.話をするとき、相手の視線を避ける
7.新しい環境で友達を作るのが怖い
8.よく知らない人たちと一緒にいるのは、殴り合いのけんかをするより疲れる
9.中学、高校時代の同級生と連絡を取らない

ネットユーザーからは12日午後5時の時点で6000以上のコメントが寄せられており、もっとも“いいね”を集めているのは「全部当てはまった人は手を挙げて」というコメントだ。ほかには、「真の社交恐怖症は、ここにコメントすらしないだろう」「一つ目は違うな。電話が鳴ると煩わしいんじゃなくて怖くなる…(中略)…出かけたときも相手を気にして道を聞くこともできない」「家にお客さんが来たら部屋に逃げる」「自分だけかと思ったら、みんなもそうなのか」「ここにコメントしている人たちと友達になりたい…」「おれはもう末期。手の施しようがなくなったよ」といったコメントも多くの“いいね”を集めている。

これを見る限り、中国にも「コミュ障」は確実に存在しているようだ。(翻訳・編集/北田)