12日、世界各地で中華圏の春節が話題になる中、悲痛な気持ちで新年を迎えた人々がいる。それは春節直前に起きた地震で多くの犠牲者が出た台湾の人々だ。現地出身の女性カメラマンがその様子をカメラに収めた。

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2016年2月12日、世界各地で中華圏の春節(旧正月)が話題になる中、悲痛な気持ちで新年を迎えた人々がいる。それは春節直前に起きた地震で多くの犠牲者が出た台湾の人々だ。

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台湾南部で6日未明、マグニチュード(M)6.4の地震が発生した。眠りに就いていた人々を襲ったのは上下左右へと15秒ほど続いた激しい揺れだ。台南市では高層マンションが倒壊し、子どもを含む数多くの住人が犠牲になった。

本来であれば、人々は大みそかに当たる7日に家族団らんを楽しみ、にぎやかな爆竹の音に祝いムードも盛り上がるはずだった。今年の台南はいつになくひっそりとしている。残された人々の胸にあるのは、愛する家族と新年を迎えることのできなかった犠牲者への祈り。マンション倒壊現場では今なお行方不明者の捜索が続けられている。(翻訳・編集/野谷)

撮影者紹介:Kiki Wang、台湾台南市出身。1980年生まれ。写真と文字で日常のささやかな出来事を記録することが趣味。
FB:https://www.facebook.com/kiki960tw