8日、湖北日報は、日本を旅行した中国人観光客のSNSの書き込みを取り上げた。写真は中国人観光客。

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2016年2月8日、湖北日報は、日本を旅行した中国人観光客のSNSの書き込みを取り上げた。

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記事によると、春節期間中に日本を旅行に訪れているある女性のネットユーザーは、自身のSNSに次のように書き込んだ。

「息子はものがわかるようになった。飛行機で、レストランで、デパートで、気分が高ぶって大きな声を出しそうになっても、私たちが注意することなく、すぐに自分で気づいてやめるようになった。6歳の息子は私に向かって、『ママ、僕はわかってるよ。文明的であるということは、ほかの人に迷惑をかけちゃいけないことなんだ。紳士になるには文明的でなくちゃいけないんだ』と言った」

この女性は、息子のこうした意識について、2つの体験を紹介する。1つは英国に向かう機内でのこと。彼はチョコレートと耳栓、それに英語の手紙が入った袋を受け取った。これは、赤ちゃんを連れた若い夫婦がくれたもので、飛行中に赤ちゃんが泣き出してしまうことを想定して、事前に謝罪文とプレゼントを周囲の乗客に配っていたのだ。

女性によると、彼はその時、「赤ちゃんが泣くのは当たり前じゃないの?なぜ謝るの?」と疑問に感じていたという。女性は「もし眠っているときに起こされたら嫌でしょ?赤ちゃんをコントロールできないけど、周りの人に迷惑がかかることを気にするのは親として当然なの。だから、謝ったり理解を求めたりするのよ」「列に割り込んだらほかの人が損をする、ごみをポイ捨てしたら誰かの家の前が汚れる。自分がされたら嫌でしょ?」と説明したそうだ。

もう1つは、ドイツのレストランで食事をしていたときのこと。隣のテーブルに正装した家族がいた。しばらくすると、4人の子どものうちの末っ子が大きな声を出して、食器をたたいた。すると父親はその子を連れて外に出て、厳しく叱った。しばらくして目に涙を浮かべて戻ってきたその子は、もう騒ぐことはなくなったという。女性は、「このことについて、息子と長い間話し合った。そして、息子は自分で『紳士になるには、子どものころからの習慣が大事。悪い習慣は大人になってからは改められない』という結論を出した」としている。

これについて、ネットユーザーからは、「こういう家庭教育は素晴らしい」「中国の子どもは外国の子どもと比べられないほどひどいからな」「でも、中国でこういう教育すると、子どもが損するだけなんだよね」「他人に迷惑をかけない。これはまさに日本の教育の核心だ」「私たちみんなが努力しないといけない」「こういう教育が行き届くには、何世代かかるやら…」「今後、こうした子どもがますます増えて行けば、中国人全体の民度も自然と高まるよ」など、さまざまなコメントが寄せられた。

中国人観光客のマナーの問題が伝えられると、中国人全員をそのような目で見てしまいがちだ。確かに中国人にマナー違反が多いのは事実だが、中にはマナーを守り、厳しくしつけられた中国人がいるということも忘れないでいたいものだ。(翻訳・編集/北田)