300本以上の紅白梅が見ごろ!菅原道真公ゆかりの亀戸天神で「梅まつり」

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菅原道真公が福岡県の大宰府天満宮へ左遷されたときに、京都の邸宅に生える梅の木に歌を詠みかけたところ、梅が道真公を慕って九州まで飛んでいったという「飛び梅伝説」。こうした梅をこよなく愛したエピソードから、道真公を学問の神様として奉る各地の「天満宮」には、梅の木が多く植えられるようになったとか。

2016年2月13日(土)から3月13日(日)まで、江東区にある東宰天満宮「亀戸天神社(亀戸天神)」では「梅まつり」を開催する。「花の天神様」とも呼ばれるこちらには、300本を越す梅の花が境内にあり、これからがまさに見ごろ。

「亀戸天神では参道の左右が梅園となっていますので、歩きながら梅の花を楽しんでください」と、広報担当者さん。

本殿の左側には、道真公が5歳で詠んだ和歌「美しや 紅の色なる梅の花 あこが顔にも つけたくぞある(紅梅の花びらで自分の頬を飾りたいな)」を刻んだ歌碑があり、そばには、一つの樹に紅梅と白梅の花が咲くことで有名な「五賢の梅」が咲いているそう。
神職が日々手入れをしているという梅の木は50種類ほどもあって、早咲きの梅では正月明けから咲き始めているものもあるとか。中でも、一重咲きの白梅「白加賀(しろかが)」と、色の明るい一重咲きの紅梅「紅千鳥(べにちどり)」を接木(つぎき)して育てた紅白の梅は、まさに亀戸天神ならではの梅とか。

「同じ木に白梅とピンク色の梅が混ざって花を咲かせる『おもいのまま』という香りの良い梅もありますが、接木のほうは1本の木から枝ごとに白梅と紅梅がまとまって咲いているので、すぐに分かると思いますよ」(同)


また、道真公が亡くなった日にあたる2月25日(木)には、本殿で菜の花をお供えして、その魂を慰める神事「菜種御供」が行われる。この日は「飛び梅伝説」で有名な大宰府の梅の実生(みしょう:種から発芽させた木)を祀る、境内の「紅梅殿」でもお祭りが行われるとか。

2月28日(日)と3月6日(日)の10時から15時には、社務所の中で温かいお茶と一緒にお菓子がいただける「お茶会」(茶菓付き・500円)が行われる。花盛りの梅を眺めた後に、冷えた体を暖めてくれそう。香りのいい梅の花見で春の訪れを楽しんで。