銀座の美人ママによるメルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』。今回はまさに銀座を制する利美ママにピッタリの質問、「聞き上手になる方法」について伺いました。相手の目を見て話すのはもちろんのこと、相手に好印象をあたえる12のしぐさについて詳しく教えて下さいました。

聞き上手な人は皆から愛される

今回の銀座の教えは……『名前を覚える』ことについて書かせて頂きたいと思っています。

名前を覚えるために大切なことが5つあります。

ひとつ目は「名前を覚えると決めること」

ふたつ目は「相手に興味を持つこと」

みっつ目は「相手の目を見ること」

よっつ目は「反復すること」

いつつ目は「出会えたことに感謝すること」

です。

みっつ目の「相手の目を見ること」

相手の目を見て話すことでその人のことを覚えることができます。

しばらく会っていなかったり一度しか会っていない相手で忘れてしまっているような時でも、瞳を見つめることで会ったことのある人だと感じ、思い出せるよう記憶を辿り始めるのです。

こちらが相手のことを記憶していなくても相手があなたと会ったことを覚えていれば、会ったことあるという目や表情をしてくれます。

人の目を見て話すことは大切なことです。

相手の目を見て話すことで、あなたの話を聞いていますよと言うことも伝えることができます。

相手の目を見て話を真剣に聞くことで、相手に安心感を与えます。

時には、いつもだったら聞くことのできない深い内容の話やアドバイスなどを話してくれることがあるかもしれません。

『自分から挨拶をする』のところでも「相手の目を見て話すこと」の大切さは書かせて頂きましたが、ここで大切なことは

相手の目を見て「真剣に聞く」ということです。

では人は相手がどうしてくれていると真剣に聞いてくれていると感じるのでしょうか?

相手が話を真剣に聞いてくれていると感じる12のしぐさについて書かせて頂こうと思います。

次ページ>>相手の「呼吸」を意識して話を聞こう

1.頷きや相槌を打ってくれる

話をしている時に相手が頷いてくれていると聞いてくれていると感じます。

ただ、頷くタイミングが悪かったり頷き過ぎだと「本当にこの人は私の話を聞いてくているのかな」とか「話がつまらないのかな」とか「話を変えたいのかな」と感じるので気をつけましょう。

頷くだけでなく良いタイミングで相槌を打つと相手は話しやすくなります。

「すごいですね。」

「さすがですね。」

「そのあと、どうなったんですか?」

「そうなのですね。知らなかった。初めて聞きました。」など

抑揚をつけて相手の話す意欲をかきたてる相槌が打てるようになりましょう。

2.質問をしてくれる

「はい」や「いいえ」で答えられる質問ではなく「話の内容が広がる質問」をするようにしましょう。

話を聞いている時には質問を考えながら話を聞くことが大切です。

そして、質問をする時には相手の話す邪魔にならないようにすることが大切。

ですので、相手の呼吸も感じながら話を聞くようにしましょう。

人は息を吸っている時は話せないですから、質問だけでなく相槌も相手が息を吸ってるタイミングで打つといいと思います。

人の話を聞いているとつい自分も話したくなり、自分の話にしてしまいがち。相手の話を自分の話にすり替えて話してしまい、相手にイヤな思いをさせてしまうくらいなら聞き手に徹する方がいいとは思いますが、どうしても自分が話したいことがある時には会話の切れ目まで待ちましょう。

3.共感してくれる

話を聞く時には出来るだけ共感しながら話を聞くことができると、相手は話を聞いてくれていると感じるものです。

共感できる話の時に「その気持ちわかる。」「同じだぁ。」と言われると話しやすくなります。

もし共感できない話の時でも、先ずは相手の話や気持ちを受け止めてから自分の意見を言うようにすると相手も話を聞いてくれるはずです。

相手が相談事をしてきたり愚痴を漏らす時、相手がもし女性の場合は解決策から先に話さないよう気をつけましょう。

相談事をしたり愚痴を漏らすのは、あなたに気を許してくれていたり頼りにしてくれているからだと受け止め、共感しながら聞いてあげるようにし、解決策は話しながら提案するようにすると受け入れてもらいやすいと思います。

また話の内容によってはこちら側が先入観を持っていたり、相手を責める持ちが湧いてきてしまうことがあるかもしれません。

意見や考え方が違う相手とは冷静に話すことを心掛け、自分の気持ちと自分自身が向き合い、コントロールできるようになることが大切です。

次ページ>>人間関係を築くのに欠かせないミラーリングとは?

4.同じ言葉を繰り返したり同じ動作をする(ミラーリング)

「もう10月ですね。一日が終わるのが早くて今年もあっと言う間にお正月は迎えてしまいそう。」

「本当ですね。もう10月かぁ…一日が終わるのが早くて今年もあっと言う間にお正月を迎えてしまいますね。」

「寒くなってきましたね。」

「寒くなってきましたね。朝晩が肌寒くなりましたものね。」etc

相手と同じ言葉を繰り返したり同じタイミングでグラスを手にしたり、相手が触れている場所と同じ場所を自分も触れたり、鏡のように同じ動作をすることで、相手の無意識に「あなたと私は波長が合う親密な関係ですよ。」というメッセージを送り好意を寄せてもらう、昔からある人間関係を築くテクニックですが、かなり有効的なテクニックです。

ただ、あからさまに真似をすると相手に違和感を感じさせてしまうのでさり気なく自然にすることが大切です。

5.声のトーンや話すテンポを合わせてくれる(ページング)

コミュニケーションの基本は相手に合わせることだと思います。

声のトーンや話すテンポを相手の話し方に合わせることで相手の警戒を解き安心させ、共感を生み出すことができます。

話すスピードが早い人が相手なら自分の話すスピードを速め、ゆっくり話す相手なら自分の話すスピードを緩める。

相手が元気よく話す人ならこちらも元気よく、相手が落ち着いて話す人ならこちらも落ち着いて話すようにしましょう。

また、その時の状況に合った話し方をすれば、相手に与えるあなたの印象をコントロールすることができるようにもなります。

声の質はなかなか変えることは難しいと思いますが話し方は意識することで変えることができるのです。

6.表情豊かに話を聞いてくれる

相手の話の内容に応じて表情を豊かに話を聞くことで相手は自分の話を聞いてくれていることが伝わります。

楽しい話は楽しそうに、嬉しい話は嬉しそうに、悲しい話は悲しそうに、真剣な話は真剣な表情でという風に、話の内容に合った表情で話を聞くことが大切です。

無表情で話を聞かれていると話を聞いてくれているのか何を考えているのかわからず不安にさせます。

拒否されているような印象やつまらないと感じさせているのではないかという気持ちになります。

相手がしている話を自分のことのように聞き、自分の表情を意識しながら話を聞くことで表情豊かに話を聞くことができるようになります。

7.体を向けて聞いてくれる

話をしている相手へ体を向けて話を聞く姿勢は好感度が高い行動のひとつです。

相手との親密度がここに出ます。気を許していればいるほど相手との距離は近く相手の方へ体が傾いていくものです。

相手の方へ体を向けることは好意を表すしぐさなのです。

上半身、膝、つま先を相手に向けて話を聞く姿勢は相手にあなたの話を聞いていますという安心感を与えます。

人は興味のある話や真剣に話を聞けば聞くほど自然と前屈みになるものです。

身を乗り出すくらいの勢いで話を聞く姿勢が相手を饒舌にさせます。

次ページ>>ペンとメモは上質なものを常備しよう

8.無駄な動きをしない

相手の目を見て話を聞いているふりをしても体は正直です。

相手の話に興味がなかったり、つまらなかったり、意見があったり、反論がある時など無意識に体で表現してしまっています。

貧乏ゆすりしたり、腕組んで話を聞いていたり、そばにあるものをいじってみたり、爪を触ったり指や手に落ち着きがないことで言葉にしていない、言葉に出来ない自分の心の内を落ち着かせようとしているのかもしれません。

無意識にしていることではありますが、印象の良いことではないのでやらないようにすることが大切です。

そのために先ず必要なことは「意識すること」。ここに挙げたような無駄な動きを自分がしていないか、自分で自分を観察し、していることに気がつく度に止めることを繰り返すことで頻度が減り、無駄な動きをしないようにすることができます。

9.メモを取ってくれる

話を聞いてくれている時にメモを取ってくれると真剣に聞こうとか何か行動しよう、いい情報を聞いたとか心にとめておこうと思ってもらえたと感じるものです。 メモを取る習慣をつけましょう。

メモを取るためにはメモ用紙やペンを事前に用意しておくことが必要です。

いつでもメモを取ることができるよう常に持ち歩くか身近なところに常備しておくようにしましょう。

ペンやメモ用紙は人目に触れることも多いでしょうし上質なものを用意しておくことをおススメします。

10.話した内容を覚えてくれている

自分が話した内容を相手が覚えてくれていると嬉しいものです。

特に自分がそのことをその人に話したのを忘れているようなたわいもないような話ほど「おっ」と思います。

「先週末はゴルフでしたよね」

「○○にお住まいでしたよね」

「ワンちゃんのお名前○○ちゃんでしたよね」など

日常のことは勿論のこと、自分が通っていた学校や仕事などの経歴、趣味など覚えていて嬉しいことは多岐にわたります。

人は一緒に過ごした時間の中の出来事など、共通の思い出を覚えていてくれていることは嬉しいものです。

思い出話ができる人がいることは幸せなこと、長いおつき合いをさせて頂ける人になりたいですね。

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11.体に触れられる

男性が親しくない女性の体に触れてしまうことは、時と場合によっては問題になってしまうことがあるとは思いますが、女性が親しくない男性の体に触れることはまだ許される行為かもしれません(笑)

男性も女性も多少なりとも相手に好意がなければ体に触れようとは思わないものです。

相手に好意があったり仲良くなりたいと思ったり、嫌われていない自信がある相手でなければ触れようともしないはずです。

同性同士でも仲の良い相手との親しさの表現や相手を励ましたい時など体に触れることもあると思います。

「話をちゃんと聞いているよ」「もっと仲良くなりたいな」「元気出して」など、言葉にしなくても相手の体に触れるだけで伝わるものです。

では、どこに触れるとよいのでしょうか?私は相手の二の腕や太もも、背中に触れることがあります。

また触らない方がいいところは肩と頭です。

肩たたきと言って会社を辞めさせられる時に肩をたたかれるという表現をするので、それを知っている人はとても嫌がります。

人前で女性が親しくない男性の頭に触れることも避けた方がいいと思います。

親しくなる前は肩より上は触れないと決めておくのがいいかもしれません。

12.集中して聞いてくれている

自分の話を集中して聞いてくれている相手と聞いていない相手がいたとしたなら、どちらの人の好感度が高いでしょうか?

もちろん話を集中して聞いてくれている相手に決まっています。

話し手は話を聞いてくれている相手の目を見て、体を向け、話しかけるようになります。

自分が興味のない内容や知らない内容になると、心ここに在らずで人の話を聞けなくなる人がいます。

特に俺の話を聞いて、私の話を聞いてと言う感じで人の話を聞くことが得意ではない人に多い傾向です。

人は理解され話したい生き物なのでその気持ちはよくわかりますが、聞き上手の人の方が人から愛されることは周知の事実ではないでしょうか。

目の前にいてくれる人の話に集中しましょう。

【ポイント】相手の目を見ること+話を聞いているというしぐさ=好感度UP

image by:Shutterstock

 

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10歳の時の夢を叶え銀座のオーナーママになった利美ママのメールマガジン。22年間、夜の銀座でたくさんの男女と出会ってきたからこそ知っている人との接し方や心遣い、恋愛や結婚などの男女の関係や仕事での人間関係などが上手くいく秘密、銀座界隈でのデートや接待でつかえるお店や誕生日やお祝い事、ちょっとしたお礼に喜んで頂けているプレゼントなども紹介します。初月無料。
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出典元:まぐまぐニュース!