12日、韓国・ソウル地下鉄1〜4号線を運営するソウルメトロが、列車運行総合制御設備コンピューターが悪性コードやウイルスに感染した状態で電車を運行していたこと分かった。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年2月12日、韓国・アジア経済によると、韓国・ソウル地下鉄1〜4号線を運営するソウルメトロが、列車運行総合制御設備コンピューター(TCC)が悪性コードやウイルスに感染した状態で電車を運行していたこと分かった。

TCCは列車運行計画に基づき、コンピュータープログラムを通して信号の自動進路設定や運行状況の表示、行き先案内の自動放送など、列車運行を総合的に管理するシステムで、乗客の安全と直結する設備。

ソウル市監査委員会は12日、「ソウルメトロの総合管制所2階にある信号管制機械室内のTCCが2013年1月以降、多数のウイルスに感染していたことが分かった」と明らかにした。ソウルメトロはこれまで、総合管制所のTCCを管理しているにもかかわらず、コンピューターのウイルス感染を防ぐためのリアルタイムモニタリングを行っていなかった上、ネットワーク侵入遮断のウイルス対策ソフトも使用していなかったという。

列車運行の核心機能であるTCCがウイルスに感染すれば、システムが過負荷状態となり、最悪の場合は列車運行システムが停止し、乗客の安全を脅かすことになるという。同委員会はソウルメトロに対し、ウイルスを直ちに治療・削除し、リアルタイムモニタリング機能を常に有効にしてウイルス感染に備えるよう求めた。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「政府や公企業の行動を見ていると、韓国でテロが起きていないことがとても不思議だ」
「管理の仕方が分からず、面倒くさいから放っておいたということ?」

「米国だったら大変な騒ぎになっていただろう。韓国国民はどうしてこんなに静かなの?」
「ウイルス対策ソフトは基本中の基本。それすら使用していないなんて…」

「電車が衝突する可能性もあったということ?恐ろしい!」
「新型の電車を導入することばかり考えていないで、管理を徹底してほしい」

「さすが“安全不感症”の韓国。今回も何か大変なことが起きてから対策を始めるのだろう」
「北朝鮮が本気を出せば、すぐにソウルの地下鉄を乗っ取れる」(翻訳・編集/堂本)