11日、中国中央テレビによると、中国国内で「親から最も結婚を迫られる」のは河南省だということがわかった。写真は中国の結婚。

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2016年2月11日、中国中央テレビ(CCTV)によると、中国国内で「親から最も結婚を迫られる」のは河南省だということがわかった。

春節に帰省した際に親や親戚から結婚を迫られることが、中国では当たり前の光景になっている。中国国内の40歳以下の7割以上が親から結婚を急がされた経験があると回答し、特に25〜35歳の独身者にとっては最大のプレッシャーとなっている。

中国関心次世代工作委員会の調査によると、親が子に結婚を迫る現象が最も顕著に表れたのは河南省で、「親から結婚を急がされたことがある」との回答は89%に上った。また、結婚の最大の障害については、「生活圏が狭過ぎて出会いがない」が76%で最多だった。職場と自宅を往復するだけの生活で、異性との出会いがまったくないという若者が多いようだ。そのほかでは、「相手や相手の家族の要求が高過ぎる」も68%に上っている。たとえ恋愛関係に発展しても、「男性は車や家を所有していなければダメ」といった考えは今でも根強く、なかなか結婚に至らない現状が垣間見える。

中国では近年、春節にいっしょに帰省してくれるサービスを行う「レンタル恋人」が流行している。料金は日数などにもよるが数万円から数十万円かかることもある。また、先日には「反結婚催促連盟」と称する団体がおよそ65万円をかけて北京市地下鉄構内に「独身でも幸せになれます!」との広告を掲載した。わざわざ高い料金を支払ってまで親や親族からのプレッシャーから逃れたいと考える若者が多いことは、そのプレッシャーが彼らにとって相当なものであることを表していると言える。(翻訳・編集/北田)