11日、今年6月、京都府に漢字博物館がオープンする予定との報道に、漢字の祖国・中国のネットユーザーがさまざまな反応を示している。写真は漢字。

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2016年2月11日、今年6月、京都府に漢字博物館がオープンする予定との報道に、漢字の祖国・中国のネットユーザーがさまざまな反応を示している。

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新華社によると、この博物館は日本漢字能力検定協会によって祇園に設立されるもので、中央におよそ5万の漢字が印字された高さ10メートルのタワーが設置される。館内では、四字熟語のパズルがあったり、タッチパネルで部首と旁(つくり)を組み合わせたりするなど、楽しみながら漢字を学べる。オープンは6月29日の予定で、年間20万人の来場を見込んでいるという。

この報道に、漢字発祥の国・中国のネットユーザーはどのような反応を示したのか。最も多かったのは、「日本は漢字博物館をオープンさせるのに、中国は漢字をダメにした」「日本はみんな伝統文化を尊重し、畏怖の念を持って先祖代々受け継いでいる。一方、われわれはどうだ?」などと、中国と比較するものだ。中国では一部地域を除き、漢字を簡略化した“簡体字”が普及している。漢字も含め、伝統文化の保護がきちんとなされていない状況を嘆いているコメントだ。

このほか、「日本はベトナムや韓国のように漢字を完全に捨てたり、漢字は自分たちが発明したと主張したりすることもない。それに、日本から中国に逆輸入された漢字もたくさんある」「漢字は中国が発祥であることは間違いないが、漢字の発展に日本が少なからず貢献したことも事実」と日本の貢献を評価するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)