11日、台湾当局は南部で6日に発生した地震について最新情報を報告し、同日午後11時(現地時間)現在、死者が67人に増加したと明らかにした。写真は被災地。

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2016年2月11日、台湾当局は南部で6日に発生した地震について最新情報を報告し、同日午後11時(現地時間)現在、死者が67人に増加したと明らかにした。うち65人は倒壊した「維冠金龍大楼」で見つかった。このほか、60人近くが行方不明だという。新華社通信が伝えた。

現場では捜索活動が進められているが、被災地の高雄市で自称市の捜索隊メンバーの男性が身分を偽り活動していたとの騒動が発生した。台湾メディアによると、男性は地震発生後すぐに倒壊した「維冠金龍大楼」に駆けつけ、「1人で20人を助けた」と語った。メディアからの取材も何度も受け、「英雄」と称えられていた。

ところが、市議会議員が男性について調査をすると、男性は市の捜索メンバーではないことが判明。民間の捜索隊とみられるが、捜索の許可はなく、嘘の情報を流していた可能性もあるという。同市議会議員は「がれきから1人救出するだけでも数人の人手が必要。1人で20人を救い出すなど信じられない」と語っている。男性は10日時点ですでに現場から姿を消したという。(翻訳・編集/内山)