トンカツやフライドポテト、生クリームたっぷりのケーキなどは、油好きにはたまらない魅惑の食べ物。でも、ダイエットと健康のためには、脂肪分が多い食べ物は控えた方がいいのは分かっていること。それでも脂肪の誘惑に勝てないという方に、食べた脂肪をカットする食べ物をご紹介します。

食べた脂肪はどうやって吸収される?

脂肪分の多い食事を取ると太ってしまう。では、脂肪はどのように体内に吸収されるのでしょうか? 脂肪は水で溶かすことはできません。そのため体内に吸収するには細かく分解する必要があります。脂肪を分解する働きをするのがリパーゼと呼ばれる酵素で、脂肪分が小腸に達すると分泌されます。その時、体内で脂肪が必要な状態であれば、血液を通して運ばれエネルギーとして用いられます。脂肪が余っている状態なら、体内に蓄積されてしまうのです。

食べた脂肪をカットするには“リパーゼ”がカギ!?

脂肪分は分解されなければ吸収できないので、分解酵素リパーゼの働きを抑えれば、ムダな脂肪が蓄積されるのを防ぐことができます。リパーゼの働きを抑える成分はいくつかあるので、脂っこい食事のときは一緒に食べるようにしましょう。

【キノコキトサン】

キノコに含まれるキノコキトサンは、リパーゼの働きを抑える成分として注目されています。特にシイタケ、マイタケ、エリンギに多く含まれているので、脂肪分が多い食事のときは一緒に食べるようにしましょう。キノコキトサンを抽出したサプリメントも販売されています。

【カテキン】

カテキンはポリフェノールの一種で、緑茶に多く含まれる渋み成分です。カテキンにもリパーゼの働きを抑える効果があることが分かっています。食事の時に緑茶を飲んでもいいですが、抹茶ならカテキンをダイレクトに摂れるのでより効果的です。

脂肪をカットするには“食物繊維”も効果的

食物繊維は体内で消化されず、小腸を通る際に不要な脂肪やコレステロールを包み込んで排出する働きがあります。脂肪を排出するなら、不溶性食物繊維よりも、ヒジキやワカメ、ゴボウ、バナナ、キウイなどに多く含まれる水溶性食物繊維の方が効果的です。脂肪を分解するためには胆汁も必要ですが、小腸で胆汁が働いている時に食物繊維があると、脂肪を胆汁ごと排出することができます。胆汁のもとになるのはコレステロールなので、食物繊維を摂ることで血中コレステロールも減らすことができます。


writer:岩田かほり