9日、宗教を理由に法事への参加を拒否するなどしたために、2人の韓国人女性が離婚を言い渡されたとの報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国。

写真拡大

2016年2月9日、韓国・テレビ朝鮮は、宗教を理由に法事への参加を拒否するなどしたために、離婚を言い渡された2人の韓国人女性の事例を報じた。

Aさんは結婚後、嫁ぎ先の法事に出席はしていたものの、宗教を理由に祭壇へのお辞儀をしなかった。しかし夫の家族が、その後生まれたAさんの子どもにお辞儀を強要したことでAさんが反発、それから家族のいさかいが続くことに。2年後、夫婦は離婚を決め、慰謝料をめぐり訴訟を起こした。裁判所の判断は「宗教を理由に家庭をなおざりにした妻の責任は大きい」というもの。Aさんは慰謝料1000万ウォン(約95万円)の支払いを命じられた。

宗教への入信をきっかけに、それまで出席していた法事を拒否し家出したBさんへの判決も同様だ。Bさんは夫の説得にも折れず、「宗教を認めてくれるまで家に帰らない」として、結局は離婚訴訟となった。

弁護士によると、夫婦の間で宗教の問題が起きた場合、解決のための努力を怠った方により大きな責任があると判断されるという。

韓国で祭祀(チェサ)と呼ばれる法事は、故人の命日のほか旧正月や盆など年に何度も行われる家族の行事だ。この報道に韓国のネットユーザーの関心は高く、3000件を超えるコメントが寄せられている。

「同じ宗教の人と結婚するのが必須だ」
「法事や宗教のことでけんかになるほど、愛がなかったってこと」
「僕は無宗教だけど、法事の文化はなくすべきだと思う。誰のための祭りなのやら…」

「法事は女が大変なだけ」
「法事は誰もが嫌いな行事」
「法事自体も、厳然とした儒教の行事だ」
「ただお辞儀しなかったことが、家庭をなおざりにしたことになるの?」

「法事には、祖先があの世からご飯を食べに来るって?。儒教も立派な詐欺だな」
「夫も妻に慰謝料を払うべき。だいたい、結婚する時に法事をする約束なんてしてないでしょ?。今の時代にこんな判決が出るとはあきれる」
「宗教の自由は認めるべき。お辞儀しないことが、なぜ離婚事由に?」(翻訳・編集/吉金)