10日、韓国メディアによると「韓国人の反日感情が韓国人自身を傷つけるブーメランになっている」との指摘が米紙ニューヨーク・タイムズに掲載され、注目を集めている。写真はブーメラン。

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2016年2月10日、韓国・ニューシスによると、「韓国人の反日感情が韓国人自身を傷つけるブーメランになっている」との指摘が米紙ニューヨーク・タイムズに掲載され、注目を集めている。

このコラム記事は韓国の事情を英語で伝えるオンラインメディア「コリア・エクスポゼ」のク・セウン編集長が寄せたもので、ニューヨーク・タイムズ紙の9日オンライン版に「ソウルの植民地ブーメラン(Seoul’s Colonial Boomerang)」とのタイトルで掲載された。

ク編集長はこの中で、韓国人が長きにわたり抱え続ける日本に対する怒りの感情が、他の重要な問題を忘れさせていると指摘、保守・進歩を問わず「反日」で一致する韓国の政治家を例に取り「誰がより反日的かという競争は、政治がきちんと回らない原因になっている」と分析した。とは言え、記事は日本擁護の立場ではない。日本については、「さまざまな歴史的事実を否定し韓国人を触発することで、より重要な問題を見えなくさせる便利な言い訳の道具に使っている」と指摘した。

この指摘について、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「おかしなことを言っている。中国人だって日本のことを嫌っているのに、それは良いのか?。結局、韓国は弱小国だから日本との過去はなかったことにしろ、と言いたいんだろう」
「まるで、日本が黙っているのに韓国が一方的に反日で騒ぎ始めたみたいに思っているようだね。日本が過ちを認めて独島(日本名:竹島)のことを言い出さなければ、反日感情はここまでひどくならなかったはず」

「売国奴の主張だ」
「何かとうるさく言って来る隣国を好きになるなんて、それこそ正常じゃない」
「韓国の政治家は左派右派に関わらずみんな親日。ただ反日のふりをして国民を黙らせ、支持率を上げてきたんだ。反日は既得権者が権力を維持するための手段であって、これは昔から変わらない」

「韓国の偉い人たちは、昔から反日と反共だけで支持率を上げてきたよね。実績で支持を上げた人なんていたかな…」
「日本が平和を主張する国なら、指摘は理解できなくはないけど、軍国主義を掲げる安倍政権の日本には当てはまらない。今は準戦時状態だ。指摘は、こういう大事なタイミングを把握できていない米国的視点にすぎない」(翻訳・編集/吉金)