9日、日常生活で不安や焦りにさいなまれる強迫性障害にかかる韓国人が増加傾向にあり、20代の発症率が最も高いことが分かった。写真は韓国人。

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2016年2月9日、日常生活で不安や焦りにさいなまれる強迫性障害にかかる韓国人が、20代で最も多いことが分かった。史上最悪とも言われる就職難が続く中、将来に対する不安や社会でのストレスが若者たちを悩ませているようだ。韓国・イーデイリーなどが報じた。

韓国国民健康保険公団の調べによると、14年に強迫性障害で診察を受けた患者数は2万3174人で、10年よりも2684人(13%)増加した。年代・男女別にみると、最も発症率が高いのが20代男性で、10万人当たりの患者数は106.2人。30代の69.9人、10代の61.2人と比べ突出していることが分かる。一方女性でも20代の発生率が高く、10万人当たりでは64.1人、このほか30代53.3人、40代41.4人などとなった。

原因について専門家は、「将来に対する不安や、職場生活・家庭生活での困難がストレスとして働いている」と指摘。「(強迫性障害は)治療を受けずに放置すると日常生活に支障が出るほどに悪化する」として、早めの治療を呼び掛けている。

この報道に、若い世代が多いとみられる韓国のネットユーザーは、次のようなコメントを寄せた。

「僕だけじゃなかったか」
「確かに最近、憂鬱(ゆううつ)。将来も心配だし、契約社員だから、契約が終わったらどうしようと不安だ」
「つらくても病院には行けないよ。一度精神科に行ったら最後、理解してもらえるどころか病人扱い。永久に苦しむしかない」

「昔は努力する目的は出世だったけど、今は努力して生き残ることが目的の時代になった」
「こんな社会で非正規職を増やし、楽に解雇できるようにするなんて。真の地獄を作るようなものだ」
「今の韓国社会は、まともな人間も鬱にさせる」
「若者が革命を起こすべき時が来たようだ」

「古い人たちは、若者が頑張らないからだと言う。頑張っても10人に1人くらいしか食べていけないような、この社会構造を変えようともしないで」
「儒教文化なんてくだらない」
「みんな、歴史で何を学んできたんだ?いつだって庶民は苦労し、上流階級だけが得をしてきたじゃないか」(翻訳・編集/吉金)