9日、韓国京畿道は、2014年4月に修学旅行で客船セウォル号に乗っていた檀園高校の生徒ら79人に、大学の授業料および入学金を全額支給すると明らかにした。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国の犠牲者追悼活動。

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2016年2月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国京畿道は同日、14年4月に修学旅行で客船セウォル号に乗っていた檀園高校の生徒79人に対し、大学の授業料および入学金を全額支給すると明らかにした。

今年の檀園高校の卒業生は86人(当時セウォル号に乗っていた生徒75人と、修学旅行に参加していなかった生徒11人)で、そのうち79人が大学に入学する。残りの7人についても、来年大学に入学した場合は授業料および入学金を全額支給するという。

大学の授業料および入学金は京畿道学校被害支援委員会の審議を経て、今月中に全て支給される予定だという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「何事にも限度というものがある。さすがにこれはやり過ぎ」
「大学に行ってからも『檀園高校の卒業生』と言えば、レポートを提出せずに単位をもらえるのでは?。さらに卒業後は、国に就職先やマンションを用意してもらえるのだろう」

「なぜセウォル号に乗っていなかった生徒を支援する必要がある?」
「1年後には兵役も免除されるのでは?」

「世の中の親はみんな、子どもを大学に通わせるために朝から晩まで働いている。授業料のせいで悩み、うつになる人も少なくない。彼らがこのニュースを見たらどう思うだろうか?」
「自分の家族や友人が被害者だったらと考えると、大学の授業料を支援したくらいで心の傷が癒えるとは思えない…。それでも政府は、檀園高校の生徒らのために持続的な支援をするべきだ」

「賛成。生徒らは今も事件のトラウマに悩まされているのだから。それに、外国では普通に行われていることだよ」
「生徒らはつらい時間に打ち勝って立派に卒業した。韓国国民はセウォル号事件を絶対に忘れない。被害者らのために何もしてあげられなかったけど、自分の税金が被害者らの学費に使われると知って、少しだけ心が楽になった。立派な大人になってほしい」(翻訳・編集/堂本)