くろまつ号限定の米粉ブラックスイーツ

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京都丹後鉄道は、4月1日(金)から豊岡駅と天橋立駅の区間で、食堂列車「丹後くろまつ号」を「FOOD EXPERIENCE」をコンセプトにリニューアル。地元のグルメ提供を通じて、沿線地域の魅力を発信する新サービス「丹後のこだわり味わいコース」を開始する。

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これまでも、「丹後くろまつ号」では丹鉄沿線地域の海の幸や、山の幸を使った料理を提供してきたが、今回は地域の魅力や食材生産者の想いを加えることで、それらの食材や料理をブランド化。国内、国外問わず多くの観光客に沿線地域を知ってもらい、丹後の魅力発信をより積極的に展開する。

今回の新しいメニューは、列車の進行に合わせて、その地域で取れた食材を生かし地元で親しまれている料理を採用。料理提供前には、それぞれの食材や料理に秘められた歴史や文化について、食材生産者や調理人がアピール。フィニッシュを乗客の目の前で披露、土地の慣習に習って味わってもらう。

「漁師汁」、「丹後ばら寿司」、「黒ちくわの七輪焼き」など、提供されるすべてのメニューが、沿線の食材生産者や調理人が一緒に、地域の食の魅力を創造することを目指し作り上げたもの。300余年の歴史がある天橋立名物「智恵の餅」の食べ比べ(智恵の餅〜四軒茶屋食べ比べ〜)は、四軒の茶屋の協力を得、今回初めて実現したメニューとなる。

第一弾は、日本有数の名湯地として有名な「城崎温泉」の近隣駅である豊岡駅と日本三景で多くの観光客が訪れる「天橋立」間で実施。丹鉄沿線の食を楽しみながら、日本を代表する温泉と絶景を、思う存分楽しみたいものだ。【関西ウォーカー】