2月10日はフキノトウの日です。数字の語呂合わせでこの日が選ばれました。宮城県の特産品を売る店が1993年に制定したそうです。フキノトウは「春の使者」とも呼ばれて、冬から早春にかけてが旬の山菜。栄養価が高いフキノトウについて知って、春のほろ苦さを積極的に食卓に取り入れましょう。

ビタミンやミネラルが豊富なフキノトウ

フキノトウは、キク科フキ属の植物です。原産は日本でフキノトウはつぼみにあたり、成長するとフキになります。縄文時代から食料とされており、平安時代に栽培が始まったといわれている山菜です。フキよりもフキノトウに、ミネラルやビタミンが多く含まれます。ビタミンEも豊富で、抗酸化作用があり、女性ホルモンの分泌を活発にするので、肌の老化や更年期障害を予防・改善する効果が期待されます。フキノトウにはカリウムが豊富です。カリウムは体内の余分なナトリウムを排出するデトックス効果があります。そのため、高血圧の予防・改善に効能がありますし、体や足などのむくみも改善されます。食物繊維も豊富なので便秘解消にもおすすめできます。

フキノトウの匂いと苦み成分に注目

フキノトウの独特の匂い成分は、フキノリドといいます。この成分には胃腸のはたらきを活性化する作用があります。苦味の成分はアルカノイドとケンフェールです。アルカノイドは肝臓の機能を高めて、新陳代謝を促進します。ケンフェールは老化やがんなどの原因となる活性酸素のはたらきを弱める効能があるといわれています。苦味が生きる料理の1つにフキ味噌があります。アクを抜いた後、塩を入れた熱湯でゆでて、みじん切りにした後味噌とみりんを加えて炒めるだけでできますし、保存も利く便利な食品です。

フキノトウは天ぷらやお浸し、和え物など和食のイメージがありますが、バターやオリーブオイルを使った天ぷらやソテーなどでも美味しくいただけます。ぜひ試してみてください!


writer:松尾真佐代