F1マシンはバイクやモーターボート、戦闘機と速度を競ったことがありますが、パワーでもその実力を示すべく、ラグビーチームとのスクラム対決に挑んだムービーが公開されています。

The F1 Scrum | Red Bull Racing Formula One Team

http://www.redbullracing.com/video/crouch-touch-pause-engage

The F1 Scrum with Daniel Ricciardo and Bath Rugby Club - YouTube

ヘルメットを持って現れたのはレッドブル・レーシングのドライバー、ダニエル・リカルド。



彼の駆るマシンは最高速度が時速335km。



その対決相手は、イングランドのバースに本拠地を置く、プレミアシップラグビーの強豪チーム「バース・ラグビー」。



ラインアウトを競るときには高さ12フィート(約3.7m)まで選手を持ち上げます。



ハイプル(膝あたりから胸の前まで持ち上げる動き)では80kgをこなします。



いかにバース・ラグビーの面々といえども、相手のF1マシンを見てさすがに苦笑いといった感じ。



舞台になったのはバースの町にある城。



まずはリカルドがスクラムマシンに向かいます。



続いて、バース・ラグビーの8名が準備。



がっちりとスクラムマシンを押さえて、対決スタート。



F1マシンは750馬力を誇ります。



一方、バース・ラグビーの8人は流量にして毎秒831kgという力を発揮。



F1マシンが一気に押し込むかと思いきや、8人はこれに耐えます。



激しくタイヤスモークを上げるマシン。



750馬力を受け止めるバース・ラグビーの8人。



勝負は互角……!?



さらに力を込めて、バース・ラグビーが多少押し返していきます。





真上から見ても、一進一退の攻防はほぼ互角で、どちらが押し込んでいるということはないのがわかります。



タイヤが激しく高温に……。



とうとう、お互いに1m押し込むことはできず。



対決は終了。がっちりと握手を交わすリカルドとラグビー選手たち。



勝負のあとはこの笑顔です。