安倍政権が2015年12月26日に発足してからすでに3年が経過した。政権運営の良し悪しは別として、日本は何がどれだけ変わったのだろうか。中国メディアは日本政府の手腕に注目しているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 安倍政権が2015年12月26日に発足してからすでに3年が経過した。政権運営の良し悪しは別として、日本は何がどれだけ変わったのだろうか。中国メディアは日本政府の手腕に注目しているようだ。

 中国メディアの新華社は「安倍政権が発足して3年、日本の科学技術は何を成し遂げたか?」と題し、安倍政権発足後の3年間に日本が成し遂げた科学技術面の成功を列挙した。

 記事は、日本で毎年発表されている「科学技術イノベーション総合戦略」に注目し、政府主導で発展見込みのある分野を後押しする様子を説明。まず注目したのは、「宇宙探索分野の発展」だ。

 例えば、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が現在開発中のH3ロケットは、現在のH2ロケットよりも発射コストが半分であることや、広島大学と日本国立天文台の研究グループが、地球から1200万光年離れた渦巻き銀河「M81」とそれに付随する衛星銀河の姿を世界で初めて捉えることに成功したことなどを紹介。

 ほかにも、国産ジェット旅客機「MRJ」の開発進捗や、ロボット産業で世界をリードする地位を確保し、無人自動車と無人機(ドローン)について法律を緩和するなどしたことを挙げ、日本が政府主導で発展の見込みのある分野を後押ししようとしていることを高く評価した。

 中国では日本政府に対して批判的な報道をよく見かけるが、記事は中国では珍しく、日本政府主導で科学技術が発展していると好意的な論調で書かれている。中国メディアは日本政府の政策や法案に大きな関心を持っていることが良く分かる。逆に言えば、それだけ中国が日本を意識し、対抗心を持っているということだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)