7日、韓国で日常や余暇を一人で楽しむ「おひとり族」が急増しているとの報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真はソウルの若者。

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2016年2月7日、韓国・マネートゥデイによると、単身世帯が500万に迫った韓国で、日常を一人で楽しむ人たちが急増している。韓国語で「一人」を意味する「ホン」の語を付けた、「ホンパプ(ごはん)族」や「ホンスル(酒)族」といった言葉も、徐々に一般化してきた。

韓国統計庁がこのほど発表した「韓国の社会動向2015」によると、15歳以上の回答者の56.8%が、余暇を一人で過ごすと答えた。この割合は、07年の調査(44.1%)から12ポイント以上増えている。また、余暇を友人と一緒に過ごすとの回答は07年の34.5%から8.3%に、8年で26.2ポイントも減少した。この傾向は映画館や旅行会社による消費動向調査でも現れており、映画館を一人で訪れる客は10%を超え、この旧正月休みに海外へ出掛けた一人客は全体の36%に上っている。

こうした「おひとり族」の急増について、これまで不況や就職難、過度な個人主義といった韓国の若者世代の「悲しい一面」として捉える向きがあったが、彼らの声を聞いてみると、原因は別の所にあるようだ。一人で映画館を訪れた客の54.7%が「映画に集中したいから」一人で来たと答えており、2番目に多かった理由は「人と約束するのが面倒だから」(18.9%)だった。

一昔前まで、韓国では一人で行動する人は「友達がいない人」と見られがちだったが、心理学の専門家は「集団を非常に重視してきた韓国社会が、個人を重視する社会に変わりつつある」と述べており、韓国の「おひとり族」は今後も増えそうだ。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「社会が正しく変わりつつあるということ」
「一人で何をするにも、もう人の目が気にならなくなった」
「一人行動を変に感じるのは韓国だけ。海外旅行に行ったら、一人旅をしてる外国人がものすごく多いことが分かるよ」

「旅行は一人が一番楽しいし、楽だ」
「韓国は何でも日本より10年遅い」
「一人で外食もできないような人には、何も言えないね」
「友達や家族がいても、たまには誰にも気兼ねせず、一人でいたくなるものだよ」

「人間はなぜ、一人だと寂しく、二人だと頭に来るんだろう?」
「確かに、最近は人間関係のストレスを感じるようになった」
「本当の友達なんて何人もいない。親や兄弟も敵になるような世の中なのに」(翻訳・編集/吉金)