8日、中国環境保護部は、春節前日の7日から8日にかけて全国92都市で重度の大気汚染を観測したと発表した。写真は爆竹。

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2016年2月8日、中国環境保護部は、春節(旧正月)前日の7日から8日にかけて全国92都市で重度の大気汚染を観測したと発表した。中国新聞網が伝えた。

中国には爆竹や花火で春節を祝う習慣があり、汚染改善に不利な気象条件が重なったことが大気汚染を引き起こしたとされている。全国338都市の7日午後7時から8日午前6時までの観測結果では271都市で基準値を上回る汚染を確認。うち92都市が「重度の汚染」となった。

「重度かそれ以上の汚染」が確認された都市は前年同期より54都市増加し、338都市のPM2.5、PM10の平均濃度は1立方メートル当たりそれぞれ148マイクログラム、210マイクログラムといずれも20%以上悪化した。特に深刻な汚染が確認されたのは北京、天津などで、高原地として有名な承徳(河北省)も「重度の汚染」だった。

同部関係者によると、北京、天津などでは12日まで大気中の汚染物質が拡散しにくいという状況が続く見通し。13日から好転するとみている。(翻訳・編集/野谷)