【ジブリ飯】ラピュタでドーラが食いちぎる「ドーラハム」を作ってみた! でっかくてジューシー、やわらかぁ〜い!!!

写真拡大

2月9日は肉の日。肉と言えば……筆者(私)は前から作ってみたかったのです。ジブリアニメ『天空の城ラピュタ』で海賊ドーラがガブッと食いちぎる、大きなハムみたいな肉の塊。略して「ドーラハム」を! 

これを「肉の日」に作ってみようじゃないか。そう思い立って、レシピを考案してみましたよ。その結果、けっこうお手軽に、自分の顔サイズのドーラハムができちゃった!

【ラピュタが浮かぶ世界について、頭を柔らかくして考えた!】

パズーの故郷の舞台はウェールズ地方を参考に描かれたと言われています。時代は、おそらく1930年代あたり。なぜなら、電話があって、大型の飛行船が使われていて、ウェールズの鉱山採掘に陰りが見え始めるのが1930年代だから。そして、あのハムはパズーが作ったから、ウェールズ地方のハムを作ればいいんじゃない?

そう思って、まずはDVDをじっくり鑑賞して気づいた! 筆者(私)はなぜか、ドーラの息子ルイが「こいつ、ハムなんか作ってらぁ」と言っていた……ような気がしていたんですが、そんなセリフはなかった!!! ということは……あれがハムかもわからない!!

そもそも、あの食べ物はラピュタが浮かぶ世界のもの。1930年代にない技術だって、フル活用して考えなくては。頭を硬くしてはいけませんよね!

というわけで、あれが燻製してつくる「ハム」ではない可能性も含めて、ゼロベースで考えることにしましたよ。

【ドーラハムの条件!】

映画からわかるドーラハムは以下の通り。
・歯があまりないドーラが食いちぎれる柔らかさ
・わりとジューシーっぽく見える
・丸い形の肉の塊で、糸で縛ってある
・外側は茶色く、内側はピンク
・断面は、豚ロースに似ている
・どでかいロブスターと一緒にテーブルに並べられるほどのご馳走! 

ドーラの「噛みちぎり力」は、そんじょそこらの人間とは違いそうですが、できる限り柔らかくしたい。となると、燻製して作るハムだと硬すぎるのでは……?

ということで考えてみたのがコレだ!

■「ドーラハム」の作り方

<材料(顔サイズ、1人分)>
・豚肩ロース塊肉 500g
・塩 大さじ1
・黒コショウ お好み
・コリアンダー 小さじ半分
・にんにく 1かけ
・ローズマリー 2ふさ
・プレーンヨーグルト 大さじ2

<用意するもの>
・タコ糸
・ジップロック2枚
・フライパン
・炊飯器
・包丁、まな板
・沸騰したお湯

<作り方>
1. 豚肉に、塩大さじ半分と黒コショウをたっぷりすり込む
2. 円筒状に成形し、タコ糸で縛って丸く形を整える
3. ジップロックに、2の豚肉とヨーグルトを入れて、一晩漬け込む
4. ヨーグルトを洗い落とし、すりおろしたにんにく、みじん切りにしたローズマリー、コリアンダーパウダー、塩大さじ半分と黒こしょうをまんべんなく揉み込んで、30分以上置く
5. フライパンを熱し、豚肉の表面に強火で焼き色をつける。側面も含めてまんべんなく焼く
6. 5の豚肉をジップロックに入れ、空気を可能な限り抜く。水圧を利用して、水につけながら口をしめると抜きやすいです。
7. 炊飯器に沸騰したお湯を入れ、先ほどの豚肉を投入。浮いてしまうなら、重石としてお皿を上からかぶせて保温コースをスイッチオン! 45分以上そのまま放置します。

今回は再現性を重視したため、ちょっと時間を短めにしています。おなかが弱い人、赤みが気になる人は60分以上つけましょう。作ったあとに赤みが気になる場合は、焼いて食べてもおいしいです!

8. お湯から引き上げて、粗熱をとったらできあがり!

はい、これ、つまり低温調理のローストポークです。でもロブスターと並ぶご馳走なら、燻製のハムよりもローストポークのほうがふさわしい気がする! そして、ハムの定義は「豚肉・猪肉のもも肉を塊のまま塩漬けした加工食品。または、その類似品」。だったら、これはドーラハムって言ってもいいんじゃない?

【いざ、実食!】

筆者はドーラよりも歯は多いものの、肉にかぶりつく顎の力はドーラよりも弱そう。だからドーラと「食いちぎり力」は互角と考えて、端っこをガブッとやってみた。結果、ちゃんとガブッと食いちぎれましたよ! 

繊維の方向によっては、アニメの中で食べていたように、ビローンと大きく切り取ることも可能です。しかもヨーグルト効果で、しっとりジューシー。柔らかいから、切るとテローンとしなります。これなら、歯のないドーラがご馳走として丸かじりしていても不思議じゃない!

というわけで、今度『天空の城ラピュタ』を見るときは、「パズーの目玉焼きトースト」、「シータのラピュタシチュー」に加えて、「ドーラハム」も晩御飯の候補に入れてくださいね。気分が盛り上がること、うけあいです!

料理・撮影・執筆 = 山川ほたる (c) Pouch

画像をもっと見る